「MRI検査」の記事一覧
MRIの絶対禁忌・相対禁忌(MRIが受けられない人)まとめ
- 更新日:
- 公開日:
MRI装置は穴のあいた大きな磁石と考えてください。 磁石にくっついたり、離れたり、動く可能性のあるものが体内あるいは体外にある場合は基本的に全てMRIをすることができません。 どのような場合にMRIを受けることができない […]
急性副鼻腔炎(急性鼻副鼻腔炎)のCT,MRI画像所見のポイント
急性副鼻腔炎(acute sinusitis) 感染と急性炎症症状(疼痛、発熱、膿性鼻汁など)が主体、1ヶ月以内に消退。 上顎洞で最多、自然孔付近の粘膜浮腫、炎症。 多くは偏在性(アレルギー性は両側対称性)。 急 […]
癒着性くも膜炎の画像診断
癒着性くも膜炎(adhesive arachnoiditis:AA) 種々の原因により、硬膜から脊髄表面までの空間が癒着し、髄液の流れに障害を引き起こし、神経根の障害、脊髄実質の変化、続発性脊髄空洞症の合併を伴う疾患。 […]
ギランバレー症候群(GBS)とCIDPのMRI画像診断
GBSとCIDPとは? Guillain-Barre症候群(GBS) 慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(chronic inflammatory demyelinating polyradiculoneuropathy;CI […]
Marchiafava-Bignami病のMRI画像所見のポイント
Marchiafava-Bignami病とは? 栄養状態不良な患者の脳梁に特徴的な浸透圧性脱髄疾患。読み方は、マルキアファーヴァ-ビニャミ病。 大部分がアルコール多飲者。もともとイタリアの赤ワインを飲む人の病気として報告 […]
関節リウマチ(RA)のMRI画像所見、OMERACT-RAMRISとは?
関節リウマチ(rheumatoid arthritis: RA)は、滑膜炎を主体とする慢性炎症性疾患であり、早期からの関節破壊予防が治療目標となる疾患である。MRIは滑膜炎・骨髄浮腫・骨びらんを高感度に描出でき、早期診断 […]
視神経周囲くも膜下腔の画像診断(視神経周囲はくも膜下腔がある)
視神経周囲くも膜下腔の画像診断 鞍上槽から視神経に沿って眼窩内にもくも膜および視神経周囲くも膜下腔 perioptic subarachnoid spaceがのびており、くも膜下腔は眼球後面の乳頭部で盲端となって終わる。 […]
先天性脊椎癒合を来すKlippel-Feil症候群の分類とMRI画像所見のポイント
Klippel-Feil症候群 ①短頚、②後頭部毛髪線の低位、③頚部運動制限の3徴を示す先天性頚椎癒合症である。 最近では、一般に先天的な頚椎癒合椎があれば本症候群に含め、約 60%で側弯症を合併する。 胎生期の肩甲骨下 […]