視神経脊髄炎(NMO)とは?MRI画像診断のポイントは? 更新日:2024年2月7日 公開日:2013年11月8日 整形外科頭部 視神経脊髄炎(NMO:neuromyelitis optica)とは? 球後視神経炎+急性横断性脊髄炎。 通常型MSに対して視神経脊髄型MS、もしくはDevic病といわれるタイプに共通した抗体「NMO-IgG」が発見され […] 続きを読む
進行性核上性麻痺(PSP)のMRI画像診断のポイントは?症状、原因、予後は? 更新日:2023年4月16日 公開日:2013年11月5日 頭部 進行性核上性麻痺(progressive supranuclear palsy:PSP) ■疫学 パーキンソン症候群の1つ。 人口10万人あたり5人。 50-60歳代に転倒などの歩行障害で発症することが多い。 タウオパチ […] 続きを読む
パーキンソニズムを呈する疾患の鑑別疾患とMRI画像所見のポイントと役割 更新日:2023年4月16日 公開日:2013年11月5日 頭部 そもそもパーキンソニズム(Parkinsonism)とは? Parkinson病に特有の症状をパーキンソニズムという。 パーキンソニズムとは、①典型的な左右差のある安静時振戦(4-6Hz)、または②歯車様強剛(rigid […] 続きを読む
髄膜に限局性腫瘤性病変を示すものの鑑別診断、画像診断 更新日:2014年9月16日 公開日:2013年10月25日 頭部 髄膜に限局性腫瘤性病変を示すもの 腫瘍 ・髄膜腫(最多) ・転移性腫瘍 ・血管外皮腫 ・悪性リンパ腫 ・神経鞘腫 ・SFT 肉芽腫(サルコイドーシス、結核) 血腫 Erdheim-Chester病 Tolosa-Hunt […] 続きを読む
髄膜の異常増強効果とは?DA pattern/PS patternとは? 更新日:2021年9月16日 公開日:2013年10月25日 頭部 髄膜の腫瘍、異常造強効果 髄膜の異常を認識する前提として脳実質外腔の解剖の理解が必要です。 頭蓋骨と脳実質の間には、脳実質外腔つまり、硬膜外腔(頭蓋内板と硬膜の骨内膜層の間)、硬膜下腔(硬膜とクモ膜の間)、クモ膜下腔(ク […] 続きを読む
低髄液圧症候群(脳脊髄液減少症)のCT、MRI画像診断 更新日:2022年1月20日 公開日:2013年10月25日 頭部 低髄液圧症候群spontaneous intracranial hypotension syndrome/CSF hypovolemia syndrome ■疫学 頻度は10万人中5人。好発年齢は40歳代。女性:男性= […] 続きを読む
平山病のMRI画像診断のポイント(若年性一側上肢筋萎縮症) 更新日:2023年2月10日 公開日:2013年10月24日 整形外科頭部 平山病(Hirayama disease) 若年男性に好発し、主に一側上肢の筋萎縮・脱力を主徴とする。 10歳代前半~20歳代前半の男性に好発する(男女比10:1以上)。 前腕尺側〜手指では斜め型の筋萎縮分布を呈する。 […] 続きを読む
脊髄疾患(T2WIで高信号)総論(浮腫、脱髄、軟化、グリオーシス) 更新日:2023年2月6日 公開日:2013年10月22日 整形外科頭部 脊髄疾患(T2WIで高信号)総論 脊髄がT2WIで高信号のときどういった疾患を鑑別に挙げればいいかいつも悩んでしまいますね。 脊髄がT2WIで高信号を呈する時、 浮腫、脱髄、軟化、グリオーシス、空洞化など が生じた状態を […] 続きを読む
ギランバレー症候群(GBS)とCIDPのMRI画像診断 更新日:2023年5月30日 公開日:2013年10月22日 MRI検査整形外科頭部 GBSとCIDPとは? Guillain-Barre症候群(GBS) 慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(chronic inflammatory demyelinating polyradiculoneuropathy;CI […] 続きを読む
結核の中枢神経病変の画像診断(結核性髄膜炎、結核腫) 更新日:2023年4月6日 公開日:2013年10月21日 頭部 結核の中枢神経病変 結核患者の2〜5%にみられ、特にAIDSの結核患者には10%にみられる。 他の日和見感染症に比べてCD4陽性リンパ球数が保たれている初期に発症する傾向あり。 40%では脳以外にTbcがない。 中枢神経 […] 続きを読む