正常下垂体の画像診断、画像所見、高さ、信号、MRI 更新日:2017年8月17日 公開日:2013年8月13日 頭部 下垂体後葉 T1強調像で高信号。 後葉系ホルモンを含む神経分泌顆粒の量を反映している。 高信号は後葉機能の重要なマーカーであり、中枢性尿崩症では、分泌顆粒の貯蔵がなく高信号が消失する。 症例 50歳代女性 正常例 T1強 […] 続きを読む
淡蒼球を中心とした基底核にMRI検査T1強調像で高信号を呈する鑑別疾患 更新日:2023年1月3日 公開日:2013年8月12日 頭部 淡蒼球を中心とした基底核にT1強調像で高信号を呈する鑑別疾患 肝性脳症 、門脈系-体循環系短路、慢性後天性肝脳変性症(淡蒼球へのマンガン沈着による) カルシウム・リン代謝異常 ビタミン欠乏などの栄養障害 HIV脳症 低血 […] 続きを読む
低血糖脳症のMRI画像診断のポイントは? 更新日:2023年4月9日 公開日:2013年8月12日 頭部 低血糖脳症(hypoglycemic encephalopathy) 高度の低血糖に伴う代謝性脳症で、40~50mg/dl以下の重篤な低血糖が急激かつ遷延すると発症する。 成人では、糖尿病治療コントロール不良例に多い。 […] 続きを読む
両側視床傍正中部梗塞症候群とは?Percheron動脈とは? 更新日:2024年8月26日 公開日:2013年8月11日 頭部 両側視床傍正中部梗塞症候群(the syndrome of bilateral paramedian thalamic infarction) 引用:radiopedia 急性発症の意識障害(昏睡~傾眠)、遷延性傾眠、著 […] 続きを読む
脳底動脈先端症候群(top of the basilar syndrome) 更新日:2014年8月9日 公開日:2013年8月11日 頭部 脳底動脈先端症候群(top of the basilar syndrome) ・後大脳動脈近位側3〜4mmより出る穿通枝の塞栓により発症する。 ・一側PCAから出る穿通枝は中脳、視床背側および視床正中部の両側を養うため、 […] 続きを読む
hypomyelination 低髄鞘化、髄鞘化の遅延の鑑別 更新日:2015年2月16日 公開日:2013年8月7日 小児頭部 hypomyelinationの鑑別 ・Pelizaeus-Merzbacher病:PMD ・PM-like D ・Salla病 ・H-ABC ・Fucosidosis ・セリン合成不全症 ・Oculodentdigit […] 続きを読む
転移性脳腫瘍(脳転移)のMRI画像診断のポイントは? 更新日:2024年1月14日 公開日:2013年8月7日 頭部 転移性脳腫瘍(brain metastasis、脳転移)とは? 脳腫瘍全体の15-25%。 40歳代から頻度が高くなり、特に50〜70歳代に多い。 原発巣としては、肺癌(半数)>大腸・直腸癌>乳癌>腎癌>胃癌。 前立腺癌 […] 続きを読む
下垂体卒中とは?画像診断のポイントは? 更新日:2023年3月25日 公開日:2013年8月6日 頭部 下垂体卒中(pituitary apoplexy)とは? 下垂体の血管障害にて、突然の頭痛、視力障害、眼痛、眼筋麻痺、意識障害などを来す症候群。 出血のみならず、梗塞も含まれる。 下垂体卒中を来しやすい基礎疾患として、下 […] 続きを読む
視神経周囲くも膜下腔の画像診断(視神経周囲はくも膜下腔がある) 更新日:2024年2月8日 公開日:2013年8月3日 MRI検査頭部 視神経周囲くも膜下腔の画像診断 鞍上槽から視神経に沿って眼窩内にもくも膜および視神経周囲くも膜下腔 perioptic subarachnoid spaceがのびており、くも膜下腔は眼球後面の乳頭部で盲端となって終わる。 […] 続きを読む
DWIで視床に高信号を認める疾患の鑑別診断 更新日:2023年2月11日 公開日:2013年8月2日 頭部 DWIで視床に高信号を認める疾患の鑑別診断 深部静脈血栓症 低酸素-虚血性脳症 トルエン中毒 ヘルペス脳炎 日本脳炎 PRES Wilson病 胚芽腫 星細胞腫 CJD 続きを読む