びまん性星細胞腫の画像診断(diffuse astrocytoma) 更新日:2016年10月11日 公開日:2013年9月6日 頭部 びまん性星細胞腫(diffuse astrocytoma) 神経膠腫のなかで膠芽腫に次いで多い(28%)。 小児原発性脳腫瘍の中では19%を占め、最多。 成人の大脳半球と小児の脳幹に好発。 40-44歳が発生のピークで、 […] 続きを読む
退形成性星細胞腫とは?MRI画像診断の特徴は? 更新日:2016年10月16日 公開日:2013年9月6日 頭部 退形成性星細胞腫(anaplastic astrocytoma) WHO分類 grade Ⅲ。 40-50歳代に好発。 平均生存期間は2-3年。最近では5年生存率は50%以上。 75%は低悪性度の星細胞腫から脱分化。 び […] 続きを読む
星細胞系腫瘍の画像診断(Astrocytic tumors) 更新日:2019年7月27日 公開日:2013年9月6日 頭部 脳腫瘍全体のうち3割はグリオーマです。 グリオーマには星細胞系腫瘍の他に、 乏突起膠細胞腫などが含まれますが、 なんと8割を星細胞系腫瘍が占めています。 脳腫瘍を制するためには、星細胞系腫瘍をまず制することが必要です。 […] 続きを読む
脳室内腫瘍の鑑別診断は?小児の場合は? 更新日:2024年1月25日 公開日:2013年9月5日 頭部 成人の脳室内腫瘍の鑑別Intraventricular tumor 側脳室(モンロー孔近傍) 中枢性神経細胞腫 側脳室(体部-三角部) 髄膜腫 脈絡叢嚢胞 転移 上衣腫 上衣下腫 第3脳室前半部 コロイド嚢胞 胚細胞腫瘍 […] 続きを読む
PRESとは?MRI画像診断のポイントは? 更新日:2023年1月31日 公開日:2013年9月5日 救急頭部 PRES(posterior reversible encephalopathy syndrome:可逆性後部白質脳症症候群)とは? ■疫学 可逆性の脳症。 急激な血圧上昇による血管透過性亢進や血管内皮細胞障害などによっ […] 続きを読む
神経膠芽腫(glioblastoma)のMRI画像診断のポイント! 更新日:2023年11月8日 公開日:2013年9月4日 頭部 膠芽腫glioblastoma ■疫学 星細胞由来の腫瘍の中で最も頻度が高い(33%)。WHO分類ではgrade Ⅳに属する。2年平均生存率は8〜12%と不良。 発症年齢は55〜69歳が42%を占め、男性に多い(男女比1 […] 続きを読む
脳でリング状増強効果を呈する疾患(ring-enhancement lesions)の鑑別診断 更新日:2021年2月8日 公開日:2013年9月4日 頭部 脳でリング状増強効果を呈する疾患(ring-enhancement lesions)の鑑別診断 glioblastoma(膠芽腫) 脳膿瘍 転移性脳腫瘍 脳内血腫(亜急性期-吸収期) 脳梗塞(亜急性期) 脳壊死 悪性リン […] 続きを読む
頸動脈プラークのMRI画像診断、狭窄率、治療法(Black-blood法:BB法) 更新日:2017年11月10日 公開日:2013年9月2日 頭部 頸動脈分岐部病変 頸動脈分岐部はアテローム動脈硬化性病変ができやすい。 脳虚血症状の原因となる。1つは内腔の狭窄・閉塞による脳血液量の低下、もう1つは、塞栓を生成してartery -to-artery embolismの […] 続きを読む
脳MRIで見られる血管周囲腔とは?画像のポイントは? 更新日:2022年12月16日 公開日:2013年9月2日 頭部 血管周囲腔(Perivascular space)とは? 髄質動脈の血管拍動の影響により、周囲が拡大したものを血管周囲腔という。 血管拍動の影響の他、脳血液関門の障害に伴って血管透過性が亢進したり、アミロイドβタンパクが […] 続きを読む
前頭骨内板肥厚(内前頭骨過骨症)のCT画像のポイントは?頭蓋骨が厚い? 更新日:2019年7月31日 公開日:2013年8月16日 頭部 前頭骨内板肥厚(hyperostosis frontalis interna)とは? 頭蓋骨は皮質を外板と内板にわけ、間にある海綿質の部分を板間層というが、このうち内板のみに凸レンズ状の肥厚を認めるもの。 中年以降の女性 […] 続きを読む