「頭部」の記事一覧
中脳被蓋のDWI高信号は正常?上小脳脚交叉と脳梗塞の見分け方(脳MRI)
脳MRIの拡散強調像(DWI)で中脳被蓋に見られる左右対称な高信号が、正常の上小脳脚交叉であることを解説。ADC低下を伴わない点・左右対称性による脳梗塞との見分け方、錐体路(大脳脚・内包後脚)の正常な高信号もあわせて症例画像でまとめました。
視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)とは?NMOとの違い、診断基準(抗AQP4抗体)とMRI画像所見の特徴
視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)とは何か。視神経脊髄炎(NMO)との違いと2015年の国際診断基準、抗アクアポリン4抗体、視神経炎・脊髄炎・最後野症候群などの主要症候、MRIでの長い脊髄病変や脳室周囲・延髄背側の病変の特徴を解説します。
最後野(area postrema)とは?最後野症候群とNMOSDのMRI所見
最後野(area postrema・さいこうや)とは何か。延髄背側の位置と血液脳関門を欠く化学受容器引金帯としての役割、難治性のしゃっくり・吐き気・嘔吐を起こす最後野症候群と視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)との関係、MRIでの延髄背側のFLAIR高信号を症例画像で解説します。
carotid web(頸動脈ウェブ)とは?CTA・MRA画像所見と若年性脳梗塞の原因
carotid web(頸動脈ウェブ)とは何か。内頸動脈起始部後壁の膜状突出の病理(線維筋異形成症の内膜型)、血栓形成による塞栓性脳梗塞・TIAとの関係、CTA・MRAでの所見と解離との違い、再発予防の治療を症例画像で解説します。
Black blood法(ブラックブラッド法)とは?MRIの原理とVRFA 3D-FSE(CUBE・SPACE・VISTA)、頭部での使い方
MRIのBlack blood法(ブラックブラッド法・BB法)とは何か。血液を黒く写して血管壁を見る原理、頭部で使われるVRFA 3D-FSE法(CUBE・SPACE・VISTA)の仕組みと利点、脳動脈解離・プラーク・血管炎の評価への使い方と注意点を画像で解説します。
神経性食思不振症/神経性やせ症の眼窩内、側頭窩のCT画像所見
先に結論:神経性やせ症の眼窩・側頭窩のCT所見 神経性やせ症(神経性食思不振症)では、頭部CT・MRIで眼窩内や側頭窩の脂肪の濃度が上がる(水っぽく見える)ことがあります これは脂肪が減って浮腫状(漿液性萎縮)になるため […]
視神経炎のMRI画像診断|多発性硬化症・NMOSD・MOGADでの特徴
視神経炎(optic neuritis)とは何か。原因(特発性・多発性硬化症・視神経脊髄炎スペクトラム・抗MOG抗体関連疾患・膠原病など)と症状、MRIでの脂肪抑制T2/STIR高信号・造影効果・冠状断の有用性、病変の長さや部位による原因疾患の推定を症例画像で解説します。
眼窩内転移の原発巣とCT、MRI画像診断のポイント
先に結論:眼窩転移 眼窩転移は全眼窩腫瘍の数%とまれで、成人では乳癌が最も多く、ほかに前立腺癌・悪性黒色腫・肺癌などがあります。小児では神経芽腫が代表です 複視・痛み・視力低下・眼球突出のほか、乳癌(硬性型)では眼球陥凹 […]
脈絡叢/脳室内転移のMRI画像所見のポイント
先に結論:脈絡叢・脳室内転移 脈絡叢・脳室内への転移はまれですが、原発巣は腎癌が最も多く(約半数)、肺癌・乳癌が多い通常の脳転移とは傾向が違います 側脳室三角部に多く、MRIで脈絡叢の腫大と強い造影効果として見え、水頭症 […]