癌性リンパ管症とは?CT画像診断のポイント! 更新日:2017年8月2日 公開日:2015年1月9日 胸部 癌性リンパ管症(lymphangitis carcinomatosa) 肺のリンパ系に腫瘍が増殖した状態。 肺末梢の血行性肺転移が、末梢の間質、リンパ管を浸潤し、リンパ行性に肺門へと進展する。 病理学的にはリンパ管内にお […] 続きを読む
放射線肺臓炎/放射線肺線維症の画像診断 更新日:2022年11月1日 公開日:2015年1月6日 胸部 放射線肺臓炎(radiation pneumonitis) 放射線照射後に生じる肺の障害。 30Gy以下では稀。40Gy以上では必発する。 照射後2~6か月後くらいで照射野に一致した部位にすりガラス影→続いて浸潤影か […] 続きを読む
肺原発悪性リンパ腫のCT画像診断のポイント 更新日:2025年5月8日 公開日:2015年1月6日 CT検査胸部 肺原発悪性リンパ腫(Primary Pulmonary Lymphoma, PPL)は、肺に限局して発生するまれな悪性腫瘍で、特に低悪性度B細胞性リンパ腫(MALTリンパ腫)が多くを占めます。 肺原発悪性リンパ腫の疫学 […] 続きを読む
縦隔神経原性腫瘍の画像診断(neurogenic tumor) 更新日:2021年12月21日 公開日:2015年1月6日 胸部 神経原性腫瘍 後縦隔には交感神経、肋間神経、交感神経節、脊髄神経節といった大きな神経が存在しており、神経原性腫瘍の9割が後縦隔から発生する。 末梢神経由来 肋間神経由来が最多。 末梢神経由来では、良性腫瘍と […] 続きを読む
縦隔悪性リンパ腫の画像診断 更新日:2023年1月5日 公開日:2014年12月27日 胸部 前縦隔悪性腫瘍 前縦隔悪性腫瘍には大きく3つある。 胸腺上皮性腫瘍・悪性胚細胞性腫瘍・悪性リンパ腫の3つ。 治療法が異なるため、鑑別が重要。 縦隔悪性リンパ腫 リンパ系の腫瘍は、縦隔腫瘍の10%を占め、多くは悪性。 非H […] 続きを読む
胸腺上皮性腫瘍(胸腺腫、胸腺癌、神経内分泌腫瘍)の画像診断 更新日:2023年1月5日 公開日:2014年12月26日 胸部 前縦隔悪性腫瘍 前縦隔悪性腫瘍には大きく3つある。 胸腺上皮性腫瘍・悪性胚細胞性腫瘍・悪性リンパ腫の3つ。 治療法が異なるため、鑑別が重要。 胸腺上皮性腫瘍 胸腺腫 腫瘍化した胸腺上皮にリンパ球が混在。 膜内に留まるもの […] 続きを読む
胸部(肺)CTの正常解剖ツール 更新日:2018年5月21日 公開日:2014年12月26日 胸部 胸部CT正常解剖・画像診断ツール 特徴 胸部CTの肺野条件の正常解剖のためのツールです。 色をつけなければわかりにくい、肺の動静脈および気管支の関係がよくわかります。 またそれにより規定される肺の区域の解剖 […] 続きを読む
【胸部CT】コンソリデーション(consolidation)とすりガラス影とは? 更新日:2017年9月30日 公開日:2014年12月24日 胸部 コンソリデーションconsolidationとすりガラス影 コンソリデーション(consolidation)は「容積減少を伴わず、肺血管の辺縁を覆い隠す肺野の吸収値の増大」と定義され、肺血管が埋もれて見えない状態。肺胞性 […] 続きを読む
二次小葉と小葉から見た所見の分布(小葉中心性、汎小葉性、小葉辺縁性、気管支血管束沿い、ランダム) 更新日:2022年10月28日 公開日:2014年12月24日 胸部 二次小葉とは? 二次小葉とは胸部CTの陰影の分布を理解する上で重要な肺の末梢の構造のことで、小葉間隔壁に囲まれた領域。 Miller、Reidによる定義がある。 Miller∋Reidなので、Millerで理解する。 終 […] 続きを読む
胸部CT画像を見る上で重要な肺の解剖とは?気道、実質、間質とは? 更新日:2022年9月24日 公開日:2014年12月24日 胸部 肺の解剖 気道、実質、間質に大きく分かれる。 気道 気道は、気管・中枢気管支と末梢気管支に分けられる。 分岐数と解剖名、線毛の有無については以下の通り。 http://fhugim.com/?p=1208より引用 17分 […] 続きを読む