アミオダロン肺のCT画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年1月22日 胸部 アミオダロン肺 アミオダロンは抗不整脈薬の1つ。抗体不整脈薬による薬剤性肺炎の報告はアミオダロンが多い。Na,K,Caチャネル遮断作用に加えてβ受容体遮断作用を併せ持つ複雑な薬物。 上室性/心室性を問わず頻拍性不整脈 […] 続きを読む
関節リウマチに伴う肺病変のCT所見 更新日:2022年9月27日 公開日:2015年1月20日 胸部 関節リウマチに伴う肺病変のCT所見 気道病変 他の膠原病疾患に比べ気道病変の頻度が高い:30-40%合併 Sjogren症候群とともに気道病変が比較的高頻度。 気管支拡張症 下肺野優位。 小葉中心性陰影、tree-in- […] 続きを読む
肺結核腫とは?CT画像診断のポイントは? 更新日:2023年4月6日 公開日:2015年1月16日 胸部 結核腫(Tuberculoma) 肺野に孤立性結節性病変のパータンで見られる。 乾酪壊死を含む肺結節で、周囲が類上皮細胞や厚い線維性被膜で被包化された肉芽腫。 好発部位はS1,2,6。 通常2cm以下の境界明瞭な比較的高 […] 続きを読む
気管支拡張症とは?CT画像診断のポイントは? 更新日:2023年1月5日 公開日:2015年1月9日 胸部 気管支拡張症(bronchiectasis)とは? 気管支壁の弱化により、気管支軟骨を有する中等度以上の大きさの気管支(2-3mm)の内腔が局在性に非可逆的に拡張し、気道感染や喀血、血痰を繰り返し生じる疾患である。 ほと […] 続きを読む
癌性リンパ管症とは?CT画像診断のポイント! 更新日:2017年8月2日 公開日:2015年1月9日 胸部 癌性リンパ管症(lymphangitis carcinomatosa) 肺のリンパ系に腫瘍が増殖した状態。 肺末梢の血行性肺転移が、末梢の間質、リンパ管を浸潤し、リンパ行性に肺門へと進展する。 病理学的にはリンパ管内にお […] 続きを読む
放射線肺臓炎/放射線肺線維症の画像診断 更新日:2022年11月1日 公開日:2015年1月6日 胸部 放射線肺臓炎(radiation pneumonitis) 放射線照射後に生じる肺の障害。 30Gy以下では稀。40Gy以上では必発する。 照射後2~6か月後くらいで照射野に一致した部位にすりガラス影→続いて浸潤影か […] 続きを読む
肺原発悪性リンパ腫の画像診断(malignant lymphoma) 更新日:2019年12月11日 公開日:2015年1月6日 胸部 肺原発悪性リンパ腫 大部分は低悪性度のB細胞性で、気管支粘膜付属リンパ組織(mucosa-associated lymphoid tissue:MALT)より発生するため、MALT lymphomaと呼ばれる。 多くは無 […] 続きを読む
縦隔神経原性腫瘍の画像診断(neurogenic tumor) 更新日:2021年12月21日 公開日:2015年1月6日 胸部 神経原性腫瘍 後縦隔には交感神経、肋間神経、交感神経節、脊髄神経節といった大きな神経が存在しており、神経原性腫瘍の9割が後縦隔から発生する。 末梢神経由来 肋間神経由来が最多。 末梢神経由来では、良性腫瘍と […] 続きを読む
縦隔悪性リンパ腫の画像診断 更新日:2023年1月5日 公開日:2014年12月27日 胸部 前縦隔悪性腫瘍 前縦隔悪性腫瘍には大きく3つある。 胸腺上皮性腫瘍・悪性胚細胞性腫瘍・悪性リンパ腫の3つ。 治療法が異なるため、鑑別が重要。 縦隔悪性リンパ腫 リンパ系の腫瘍は、縦隔腫瘍の10%を占め、多くは悪性。 非H […] 続きを読む
胸腺上皮性腫瘍(胸腺腫、胸腺癌、神経内分泌腫瘍)の画像診断 更新日:2023年1月5日 公開日:2014年12月26日 胸部 前縦隔悪性腫瘍 前縦隔悪性腫瘍には大きく3つある。 胸腺上皮性腫瘍・悪性胚細胞性腫瘍・悪性リンパ腫の3つ。 治療法が異なるため、鑑別が重要。 胸腺上皮性腫瘍 胸腺腫 腫瘍化した胸腺上皮にリンパ球が混在。 膜内に留まるもの […] 続きを読む