腸脛靭帯炎(腸脛靱帯滑液包炎)のMRI画像診断、症状は? 更新日:2022年8月23日 公開日:2014年4月15日 整形外科 そもそも腸脛靭帯(iliotibial ligament)とは? そもそも腸脛靭帯とは、腸骨稜から大腿外側を通り、脛骨外側のGardy結節に至る長大な靭帯。 外側支持組織の重要な構造の一つ。 外側側副靱帯は3層構造で、最 […] 続きを読む
上腕三頭筋付着部炎、上腕三頭筋腱損傷の画像診断(ダンベル、ストレッチ、腕立て、投球) 更新日:2014年8月13日 公開日:2014年4月14日 整形外科 上腕三頭筋付着部炎、上腕三頭筋腱損傷とは ・上腕三頭筋腱損傷の頻度はあまり高くない。 ・発生機序は肘を伸展して転んだ際、上腕三頭筋が収縮している状態で肘関節の屈曲が強制されて起こることが多いが、直接損傷によっ […] 続きを読む
膝の内側側副靭帯断裂(MCL断裂)のMRI画像診断 更新日:2022年8月23日 公開日:2014年4月10日 整形外科 膝の内側側副靭帯(MCL:medial collateral ligament)の解剖 浅層と深層があり、通常言うMCL(medial collateral ligament)は浅層を指す。 MCL浅層は関節裂隙の5cm […] 続きを読む
前十字靭帯断裂のMRI画像診断のポイントは?(ACL断裂) 更新日:2022年8月25日 公開日:2014年4月8日 整形外科 前十字靭帯(ACL)と後十字靭帯(PCL) PCLよりもACLの方が細い。細いので切れやすい。 十字靭帯損傷のうち多くてもPCLは2割。8割以上がACL損傷-断裂。 なので臨床上重要なのはACLであり、必ず描出をする。少 […] 続きを読む
手根管症候群のMRI画像診断(carpal tunnel syndrome) 更新日:2018年10月4日 公開日:2014年4月2日 整形外科 手根管症候群 手根管症候群は最も頻度の高い絞扼性神経障害で、女性に多く(男性の3−5倍)、30〜60歳代に好発する。 約半数は両側性。 症状は夜に増悪し、手関節を繰り返して掌屈、背屈すると増悪する。進行すると母指球筋の筋 […] 続きを読む
肩関節MRIの正常解剖の動画(肩関節の解剖) 更新日:2014年8月13日 公開日:2014年3月19日 整形外科 肩関節の正常解剖 肩関節の斜矢状断像(T2WI) 肩関節の横断像(T2*WI) 肩関節の斜冠状断像(T1WI) 続きを読む
脊髄髄内腫瘍の鑑別診断は? 更新日:2016年10月16日 公開日:2014年3月11日 整形外科頭部 脊髄髄内腫瘍 上衣腫Ependymoma 星細胞腫 Astrocytoma がほとんど。 血管芽細胞腫 hemangioblastoma (von Hippel-Lindau病合併が多い)が次。 その他鑑別に挙げるもの […] 続きを読む
脊髄硬膜外血腫の症状は?画像診断は? 更新日:2022年5月17日 公開日:2014年2月18日 整形外科 脊髄硬膜外血腫(spinal epidural hematoma) 強い疼痛とともに急激な神経根症状、知覚・馬尾神経障害で発症する。 40–50%は原因不明。その他、外傷、凝固異常(白血病、血友病)、脊髄動静脈奇形、血管 […] 続きを読む
ガングリオンの画像診断 更新日:2015年4月8日 公開日:2014年2月10日 整形外科骨軟部 ガングリオン(ganglion) ・全年齢層に生じるが、特に10〜40歳の女性。 ・内部にゼリー状の液体を含む嚢胞性病変。 ・手や足の甲側など(特にMP関節)関節周囲の関節包、腱や靭帯、腱鞘などに接して生じることか […] 続きを読む
Morton神経腫(Morton病)のMRI画像所見 更新日:2022年9月27日 公開日:2014年2月8日 MRI検査整形外科骨軟部 Morton神経腫(Morton’s neuroma) 中足骨間の神経の変性と神経周囲の線維性肥厚を来す疾患。 前足部の鋭い痛みや圧痛、しびれを来す。 絞扼性神経障害の一種で腫瘍ではない。 第3,4趾間>第2,3趾 […] 続きを読む