Valsalva洞動脈瘤破裂の症状、原因、画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年4月22日 心血管 Valsalva洞動脈瘤破裂 大動脈の起始部のValsalva洞が瘤状に拡張し、破裂する疾患。 Valsalva洞動脈瘤は大動脈起始部と右心系の中隔の部分に生じ、破裂は主に右心系(右冠動脈洞>右室>右房>>左室)に生し […] 続きを読む
心サルコイドーシスのMRI画像診断 更新日:2022年9月24日 公開日:2015年4月22日 心血管 心サルコイドーシスのMRI画像診断(cardiac sarcoidosis) サルコイドーシスは原因不明で、全身に非乾酪性肉芽腫を生じる疾患。 主に肺、リンパ節、眼、心臓、皮膚などを侵す。 心臓に生じた場合は、完全房室ブ […] 続きを読む
【CT画像あり】大動脈瘤破裂の頻度、画像診断、治療 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年4月22日 心血管救急 大動脈瘤破裂(rupture of aortic aneurysm) 大動脈瘤があり、突然、胸腹部の激痛、貧血、ショックがみられたとき、大動脈瘤破裂を疑う。 破裂までは無症状であることが多い。 大動脈瘤の頻度としては、 […] 続きを読む
体表の血管腫と血管奇形、ISSVA分類 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年3月25日 心血管骨軟部 体表の血管腫と血管奇形は異なる疾患 ・血管腫の中で頻度の高い乳児血管腫は生後急速に増大し、幼児期に徐々に退縮する病変で、通常治療を要さない。 ・一方で、血管奇形は自然退縮することはなく、疼痛・潰瘍・出血・感染・患肢の成長 […] 続きを読む
高安動脈炎(大動脈炎症候群)とは?CT画像所見のポイント! 更新日:2023年3月6日 公開日:2015年2月20日 心血管 高安動脈炎/高安病とは? 大動脈とその主要分枝、肺動脈などの弾性血管を侵す原因不明の血管炎。大動脈炎症候群とも呼ばれる。※肺動脈は末梢まで弾性線維がある。 中膜と外膜に円形および巨細胞浸潤のみられる全層におよぶ血管炎。 […] 続きを読む
重複下大静脈とは?CT画像診断のポイントは? 更新日:2017年9月22日 公開日:2014年9月12日 心血管腹部 重複下大静脈(double IVC,duplicated IVC)とは? 全人口の2-3%に見られる。CTで遭遇する頻度は0.7-1%と下大静脈の奇形で最も多い。 大動脈の両側に下大静脈が描出される奇形。 発生の過程で […] 続きを読む
心膜転移(転移性心膜腫瘍)の画像診断 更新日:2016年9月13日 公開日:2014年9月10日 心血管胸部 転移性心膜腫瘍(心膜転移)(metastatic pericardial tumor) 心膜転移の頻度は、原発性心臓腫瘍の20-40倍。 心筋転移より心膜転移の頻度が高い。 原発巣としては、肺癌および乳癌からが多い。他、 […] 続きを読む
ULP型大動脈解離の画像診断 更新日:2017年1月25日 公開日:2014年8月7日 心血管 ULP型大動脈解離 2010年のガイドラインからULP型大動脈解離として独立した。 血栓化解離腔内へ突出することがあり(上図参照)、ulcer like projection(ULP)と呼ばれている(画像所見である)。 […] 続きを読む
偽腔閉鎖型大動脈解離の画像診断 更新日:2016年1月2日 公開日:2014年8月7日 心血管 偽腔閉鎖型大動脈解離 ・偽腔は血腫で充満し、造影されないタイプ。 ・ただし、急性期では、血栓閉鎖した偽腔が単純CTで濃度の高い肥厚した壁(hyperdense crescent sign)として描出されることが重要である […] 続きを読む
偽腔開存型大動脈解離とは?CT画像診断の特徴は? 更新日:2021年2月7日 公開日:2014年8月7日 心血管 偽腔開存型大動脈解離とは? ・大動脈解離のうち、偽腔は開存しており、偽腔は造影されるタイプ。 ・造影CT早期相で偽腔は造影されることが多いが、されないこともあるので、後期相まで撮像する必要がある。 ・entry/re-e […] 続きを読む