不整脈源性右室心筋症の画像診断 更新日:2022年12月13日 公開日:2015年6月5日 心血管 不整脈源性右室心筋症 右室の心筋が脂肪あるいは線維組織に進行性に置き換わっていく原因不明の心筋症。 右室原発のVfにより、動悸やめまい、失神で発症。突然死の原因となる。 発生頻度は5000人に1人。 男女比は3:1。 […] 続きを読む
心臓粘液腫とは?CT画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年6月5日 心血管 心臓腫瘍 原発性心臓腫瘍は稀。剖検例の0.2%以下。良性が7割。 原発性良性心臓腫瘍は粘液腫が最多で30%、続いて脂肪腫、乳頭状線維弾性腫と続く。 悪性では、血管肉腫、横紋筋肉腫、線維肉腫と続く。 心臓粘液腫(Cardi […] 続きを読む
炎症性腹部大動脈瘤の画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年6月2日 心血管 炎症性腹部大動脈瘤(inflammatory abdominal aortic aneurysm;IAAA) ・腹部大動脈瘤のうち、2-18%。 ・男性、喫煙者との関連の報告あり。 ・感染性大動脈瘤とは異なるので注意。時 […] 続きを読む
ファロー四徴症の画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年5月27日 小児心血管 Fallot四徴症(tetralogy of Fallot) 心室中隔欠損(VSD) 肺動脈流出路狭窄(PS) 大動脈騎乗 右室肥大(RVH) ・上記4徴候だが、本質は肺動脈狭窄症と心室中隔欠損の2つ。 ・全先天性心疾 […] 続きを読む
心筋梗塞の遅延造影MRI画像診断とは? 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年5月9日 心血管 急性心筋梗塞のMRI画像診断 冠動脈病変の非侵襲的診断法に関するガイドライン(JCS2009)によると、造影MRIは、 安定狭心症による心筋虚血の検出についてはレベルB 血行再建前の遅延造影MRIによる心筋バイアビリティ […] 続きを読む
収縮性心膜炎とは?画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年5月9日 心血管 収縮性心膜炎(constrictive pericarditis ) 心外膜の肥厚や癒着、石灰化によりその伸展性が失われ、心腔の拡張障害をきたした疾患。 慢性的に心膜腔に液体貯留があると、心膜は癒着、肥厚し、半年以上でし […] 続きを読む
Valsalva洞動脈瘤破裂の症状、原因、画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年4月22日 心血管 Valsalva洞動脈瘤破裂 大動脈の起始部のValsalva洞が瘤状に拡張し、破裂する疾患。 Valsalva洞動脈瘤は大動脈起始部と右心系の中隔の部分に生じ、破裂は主に右心系(右冠動脈洞>右室>右房>>左室)に生し […] 続きを読む
心サルコイドーシスのMRI画像診断 更新日:2022年9月24日 公開日:2015年4月22日 心血管 心サルコイドーシスのMRI画像診断(cardiac sarcoidosis) サルコイドーシスは原因不明で、全身に非乾酪性肉芽腫を生じる疾患。 主に肺、リンパ節、眼、心臓、皮膚などを侵す。 心臓に生じた場合は、完全房室ブ […] 続きを読む
【CT画像あり】大動脈瘤破裂の頻度、画像診断、治療 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年4月22日 心血管救急 大動脈瘤破裂(rupture of aortic aneurysm) 大動脈瘤があり、突然、胸腹部の激痛、貧血、ショックがみられたとき、大動脈瘤破裂を疑う。 破裂までは無症状であることが多い。 大動脈瘤の頻度としては、 […] 続きを読む
体表の血管腫と血管奇形、ISSVA分類 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年3月25日 心血管骨軟部 体表の血管腫と血管奇形は異なる疾患 ・血管腫の中で頻度の高い乳児血管腫は生後急速に増大し、幼児期に徐々に退縮する病変で、通常治療を要さない。 ・一方で、血管奇形は自然退縮することはなく、疼痛・潰瘍・出血・感染・患肢の成長 […] 続きを読む