頸部リンパ節のレベルシステムとMRI横断像の関係 更新日:2021年5月18日 公開日:2014年4月2日 耳鼻咽喉科 頸部リンパ節のレベルシステムとは Somらによって紹介されたシステムで、画像を基にした頸部リンパ節の分類。 再現性に優れているため、実用性が高い。 ただし、頸部リンパ節領域にのみ系統的に扱ったものであるため、このシステム […] 続きを読む
頸部リンパ節の正常と異常の画像診断 更新日:2020年12月4日 公開日:2014年4月2日 耳鼻咽喉科 頸部の正常リンパ節 通常、上内深頸リンパ節(レベルⅡ)が最も大きく、成人ではその長径が10-15mmあることも少なくない。 小児は成人に比べて、各部位で5-10mmほどずつ大きく、上内深頸リンパ節(レベルⅡ)では長径が2 […] 続きを読む
耳硬化症とは?CT,MRI画像診断は? 更新日:2021年2月7日 公開日:2014年3月28日 耳鼻咽喉科 耳硬化症(otosclerosis/otospongiosis)とは? 耳硬化症は耳嚢(内耳構造を囲む軟骨嚢)に限局し、軟骨内性骨を侵す骨異形成病変。この部位が血流豊富な海綿状新生骨によって置換される。 両側性のことが多 […] 続きを読む
木村病のMRI画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2014年3月12日 耳鼻咽喉科 木村病 ・軟部好酸球性肉芽腫症。 ・皮下軟部組織、リンパ節に無痛性で境界不明瞭な軟らかい腫瘤を形成し、慢性の経過をたどる良性の肉芽腫性疾患。 ・耳下腺部、頚部などに好発する。 ・アレルギー、感染の関与が考えられ […] 続きを読む
上半規管裂隙症候群の画像診断(superior canal dehiscence syndrome) 更新日:2015年1月7日 公開日:2014年3月10日 耳鼻咽喉科 上半規管裂隙症候群 ・1998年にMinorらにより報告された比較的新しい疾患概念。成人発症が多く、小児例は稀。 ・上半規管を被っている中頭蓋窩天蓋や上錐体洞近傍の上半規管周囲に骨欠損を生じ、 頭蓋内との間に痩孔ができる […] 続きを読む
真珠腫による迷路瘻孔、半規管瘻孔のCT画像診断 更新日:2017年2月15日 公開日:2014年3月10日 耳鼻咽喉科 迷路瘻孔、半規管瘻孔(cholesteatoma with labyrinthine fistulae)とは? 迷路瘻孔は真珠腫を代表とする中耳炎症性疾患の5~20%に合併する。 難聴のほか、めまいや顔面神経麻痺などの症 […] 続きを読む
耳介の石灰化、骨化の鑑別診断 更新日:2015年1月7日 公開日:2014年1月30日 耳鼻咽喉科骨軟部 耳介の石灰化、骨化の鑑別診断 ・凍傷 ・Addison病 ・副甲状腺機能亢進症 ・痛風 ・巨人症 ・CPPD結晶沈着症 ・アルカプトン尿症 ・皮膚筋炎 ・再発性多発性軟骨炎 ・機械的外傷(柔道、警察) 参考)再発性多発性 […] 続きを読む
真珠腫性中耳炎とは?CT画像所見のポイント・分類は? 更新日:2021年2月6日 公開日:2014年1月20日 耳鼻咽喉科 真珠腫性中耳炎の分類は? 真珠腫は先天性、後天性にまず分けられる。 後天性は、 上鼓室型(弛緩部)真珠腫 癒着型(緊張部)真珠腫 という一次性真珠腫と、二次性真珠腫(鼓膜の穿孔縁より鼓膜または外耳道上皮が中耳に侵入して形 […] 続きを読む
上鼓室型(弛緩部)真珠腫とは? 更新日:2017年2月15日 公開日:2014年1月20日 耳鼻咽喉科 上鼓室型(弛緩部)真珠腫 真珠腫の中で最も頻度が高い。 真珠腫の白色塊が鼓膜弛緩部に顔を出しており、鼓膜緊張部は正常にみえる。 鼓膜弛緩部の内陥から始まる。debrisの産生が過剰となると貯留し、真珠腫となる。 上のイラ […] 続きを読む
癒着型(緊張部)真珠腫のまとめ(後上部型、全癒着型) 更新日:2017年2月15日 公開日:2014年1月20日 耳鼻咽喉科 癒着型(緊張部)真珠腫とは? 緊張部後上象限のretraction pocketから発生する後上部型と、緊張部の全癒着によるretraction pocketから発生する全癒着型(まれ)がある。 後上部型は上鼓室型に次い […] 続きを読む