ヒトヘルペスウイルス6(HHV6)脳炎の画像診断、画像所見 更新日:2014年11月10日 公開日:2013年11月12日 頭部 ヒトヘルペスウイルス6(HHV6)脳炎 ・生後6ヶ月−1年(乳児)で初感染し、突発性発疹で発症。 ・その後は、単球、マクロファージ、唾液腺、脳などに潜伏感染する。 ・小児:髄膜炎、脳炎、脳症 (痙攣重積型脳症>急性壊死性 […] 続きを読む
抗NMDA受容体脳炎とは?原因は?画像診断のポイントは? 更新日:2023年3月3日 公開日:2013年11月12日 頭部 抗NMDA受容体脳炎(anti-NMDA-receptor encepalitis) 抗NMDA (N-methyl-D-aspartate)受容体脳炎 は、中枢神経のシナプスをはじめとして生体内に広く分布するNMDA型 […] 続きを読む
クラミジア肺炎(肺炎クラミドフィラ)の画像診断のポイントは? 更新日:2016年9月5日 公開日:2013年11月11日 胸部 クラミジア肺炎(肺炎クラミドフィラ) 3つに分けられる。 Chlamydophila pneumoniae(クラミジア・ニューモニエ) Chlamydophila psittaci(クラミジア・シッタシ) Chlamyd […] 続きを読む
レジオネラ肺炎とは?画像診断の特徴は? 更新日:2019年11月1日 公開日:2013年11月11日 胸部 レジオネラ肺炎(Legionella pneumonia)とは? 市中肺炎、院内肺炎(免疫不全患者)ともに起こりうる。 L.pneumophilaによる細菌性肺炎。グラム染色されず、βラクタム無効より非定型肺炎に分類。 […] 続きを読む
気管支肺炎のCT画像診断のポイントは? 更新日:2017年4月13日 公開日:2013年11月11日 胸部 気管支肺炎(bronchopneumonia、小葉性肺炎)とは? 病原体が終末細気管支または呼吸細気管支を障害 →炎症細胞浸潤>浮腫、滲出液(細気管支炎) →炎症が細気管支の壁を越えて細気管支周囲肺胞領域から小葉に及ぶ( […] 続きを読む
肺胞性(大葉性)肺炎のCT画像診断とは?非区域性コンソリデーションがポイント! 更新日:2022年9月21日 公開日:2013年11月11日 胸部 肺胞性(大葉性)肺炎(airspace pneumonia) 病原体が胸膜直下末梢の肺胞を障害 →肺胞内に浮腫、滲出液>炎症細胞浸潤 →側副路(Kohn孔やLambert管)を介して、隣接した肺胞領域に急速に波及 末梢 […] 続きを読む
肺野びまん性の意味とは?(画像診断、画像所見、定義、瀰漫性) 更新日:2014年12月24日 公開日:2013年11月11日 胸部 びまん性陰影の定義 ・片肺の1/3を占める陰影が両肺に分布 (無理に肺胞性か、間質性か決めなくてよいが) ・びまん性浸潤影をみたら肺胞性。 ・びまん性線状影をみたら間質性。 ・びまん性粒状影は肺胞性、間質性両方ある。 続きを読む
【胸部CT】びまん性粒状影を来す疾患の鑑別診断 更新日:2022年9月24日 公開日:2013年11月11日 胸部 びまん性粒状影を来す疾患の鑑別 感染症 非結核性抗酸菌症(NTM) 粟粒結核 真菌感染(特にクリプトコッカス) ウイルス肺炎(特に水痘ウイルス) マイコプラズマ肺炎 サイトメガロウイルス肺炎 ※水痘肺炎では、活動性肺炎の […] 続きを読む
【胸部CT】びまん性浸潤影・すりガラス影を来す疾患の鑑別診断 更新日:2022年9月7日 公開日:2013年11月11日 胸部 びまん性浸潤影・すりガラス影を来す疾患 感染症 細菌性肺炎(びまん性すりガラス影は好中球が高度に現象した人に多い) レジオネラ肺炎 オウム病 ウイルス性肺炎 真菌性肺炎、 ニューモシスチス肺炎 サイトメガロウイルス肺炎 […] 続きを読む
門脈圧亢進に伴う遠肝性側副血行路の画像診断 更新日:2021年2月6日 公開日:2013年11月11日 腹部 門脈圧亢進に伴う側副血行路 門脈圧が上昇すると、門脈に血流が還れなくなり、正常では求肝性の血流の一部が遠肝性となり、側副血行路が形成される。(門脈に帰れないので遠回りしてIVC,SVCに帰る) 原因としては肝硬変が最も多 […] 続きを読む