脊髄におけるscalpel sign(メスサイン)と鑑別疾患、arachnoid webとは? 公開日:2023年2月9日 CT検査MRI検査整形外科 脊髄におけるscalpel sign(メスサイン)と鑑別疾患 主にMRIの矢状断像やミエロ後のCTの矢状断像で脊髄を腹側に圧排し、背側に外科手術で用いるメスのような形態を示すサイン。 鑑別疾患はarachnoid web […] 続きを読む
脊髄梗塞のMRI画像診断のポイント 更新日:2023年2月10日 公開日:2023年2月6日 MRI検査整形外科頭部 脊髄梗塞(spinal cord infarction)とは 脊髄梗塞とは脊髄を支配する血管(前脊髄動脈や後脊髄動脈、あるいは主要な根髄動脈、根軟膜動脈)の閉塞や血流低下による虚血性壊死。脊髄梗塞は脳脊髄領域の全血管障害 […] 続きを読む
Huntington病のMRI画像所見のポイント 更新日:2023年3月4日 公開日:2023年2月2日 CT検査MRI検査頭部 Huntington病(Huntington’s disease:HD/ハンチントン病)とは? 舞踏運動を主体とする不随意運動と認知症や性格変化などの精神症状を主症状とする神経変性疾患。 第4染色体短腕4p16.3上のI […] 続きを読む
VINDICATE!!!+Pによる鑑別診断の挙げ方 更新日:2023年2月2日 公開日:2023年2月1日 その他 VINDICATE!!!+Pによる鑑別診断の挙げ方 Vascular (血管性疾患) Infection (感染症) Neoplasm (腫瘍性疾患) Degenerative (変性疾患) Intoxication ( […] 続きを読む
松果体実質腫瘍のCT、MRI画像所見 更新日:2023年2月2日 公開日:2023年2月1日 CT検査MRI検査頭部 松果体実質腫瘍 松果体実質腫瘍は松果体細胞やその前駆細胞に由来する。 松果体細胞腫(Pineocytoma)、松果体芽腫、中間型松果体実質細胞に分類される。 松果体の生理的石灰化が辺縁に分散(exploded,scatt […] 続きを読む
SWIにおける皮質・皮質下境界の多発する点状出血の鑑別 公開日:2023年1月31日 MRI検査頭部 SWIやT2*WIにおいて、 皮質・皮質下境界 脳梁 内包 脳幹・中小脳脚 後頭蓋窩 脳表 などに点状の出血を認めた場合以下の可能性を考慮。 ※皮質皮質下境界のSWIにおける無信号をSusceptibility etch […] 続きを読む
可逆性脳萎縮(reversible cerebral atrophy)を起こしうる病態 公開日:2023年1月31日 CT検査MRI検査頭部 可逆性脳萎縮(reversible cerebral atrophy)を起こしうる病態 バルプロ酸 ACTH療法・Cushing症候群・ステロイド 神経性食欲不振症(AN: anorexia nervosa) 抗NMDA […] 続きを読む
メトロ二ダゾール脳症のMRI画像所見のポイント 更新日:2023年4月9日 公開日:2023年1月29日 MRI検査頭部 メトロ二ダゾールとは? メトロ二ダゾール(フラジールⓇ)は嫌気性菌、トリコモナス、赤痢アメーバなどの原虫類や、炎症性腸疾患、ピロリ菌の除菌、偽膜性腸炎などに使用される抗生剤。もともとは抗原虫薬としてのみ使用されていた。 […] 続きを読む
薬剤性脳症の原因薬剤と主な障害部位とMRI画像所見 更新日:2023年1月30日 公開日:2023年1月29日 MRI検査頭部 薬剤性脳症の原因薬剤と主な障害部位とMRI画像所見 メトロニダゾール 主な障害部位:小脳歯状核、中脳、橋、延髄 症例 30歳代男性 両側小脳歯状核および脳梁膨大部に異常高信号あり、メトロニダゾール脳症と診断されました。 […] 続きを読む
免疫チェックポイント阻害剤による中枢神経合併症 更新日:2023年1月31日 公開日:2023年1月29日 MRI検査頭部 免疫チェックポイント阻害剤による中枢神経合併症として以下のものが報告されている。 インフリキシマブ(Infliximab) 関節リウマチ、Crohn病、Behcet病などに適用されている。 多発性硬化症に類似した脱髄病変 […] 続きを読む