
「CT検査」の記事一覧

TEVAR、EVAR後のエンドリークのタイプと画像診断のポイント!
ステントグラフト、TEVAR、EVARとは? ステントグラフトは人工血管(グラフト)と金属製の骨組み(ステント)で構成され、動脈瘤にステントグラフトを留置することにより、瘤内への血管流入を防ぎ、動脈瘤に血圧がかからなくな […]
心筋の脂肪沈着の鑑別疾患と画像診断のポイント
心筋の脂肪沈着の鑑別疾患 生理的脂肪沈着 陳旧性心筋梗塞 不整脈原性右室心筋症(arrhythmogenic right ventricular cardiomyopathy:ARVC) 脂肪腫 脂肪腫様過形成(lipo […]

成人の小脳萎縮の鑑別疾患、画像診断のポイント
成人の小脳萎縮の鑑別疾患 小脳にCTやMRIで異常濃度、信号がある場合は、脳血管障害、脳炎後、熱中症などによる変化を考える。 脳幹萎縮を伴っている場合は、脊髄小脳変性症の可能性を考慮する。 脳幹萎縮を伴わず小脳萎縮のみの […]
遊走精巣/移動性精巣のCT画像診断のポイント
遊走精巣/移動性精巣とは? 精巣および精索の発育が正常にもかかわらず、精巣が陰嚢内より鼠径管内の経路を自由に移動できる状態。 仮性停留精巣とも呼ばれ、真の停留精巣とは区別される。 新生児、幼児でしばしば見られるが、大部分 […]

脊椎術後の術後変化と合併症のCT,MRI画像所見
脊椎手術に用いられるハードウェアの名称 ケージ(スペーサー、グラフトとも呼ばれることがある):内部に自家骨や人工骨などを充填させ、その領域を骨癒合させる目的で留置する。 ロッド スクリュー 脊椎手術術後の画像評価 固定具 […]

結節性筋膜炎のCT,MRI画像診断のポイント
結節性筋膜炎:(nodular fasciitis) 筋膜から発生して、周囲の皮下脂肪組織や筋肉に広がる境界不明瞭な結節性病変。 Pseudosarcomatous fibromatosis(偽肉腫性線維腫症)とも呼ばれ […]

CT画像で排便後や便秘時に直腸の壁が肥厚しているように見えることがある
CT画像で排便後や便秘時に直腸の壁が肥厚しているように見えることがある 排便後に直腸の壁が肥厚しているように見えることがあるが、厳密には排便によって起こった直腸壁の一過性の浮腫性肥厚と、直腸周囲の脂肪織濃度上昇を認めてい […]