再生不良性貧血のMRI画像診断 更新日:2015年5月1日 公開日:2013年9月17日 整形外科骨軟部 再生不良性貧血 ・再生不良性貧血は、末梢血でのすべての血球の減少と骨髄の細胞密度の低下を特徴とする疾患である。 ・先天性と後天性があり、後者には1次性(特発性) と2次性がある。多くは特発性で、2次性には薬剤性や放射線照 […] 続きを読む
原発性骨腫瘍の画像診断(年齢、部位、Xp) 更新日:2014年10月3日 公開日:2013年9月14日 整形外科骨軟部 骨腫瘍の診断総論 年齢からアプローチする 1-5歳 神経芽細胞腫の転移 5-10歳 LCH 10-20歳 ユーイング肉腫、骨肉腫、軟骨芽細胞腫(良性) 骨端線閉鎖後 骨巨細胞腫 30-50歳 軟骨肉腫 50歳- M&a […] 続きを読む
脊索腫の画像診断(chordoma) 更新日:2021年2月6日 公開日:2013年9月13日 整形外科頭部骨軟部 脊索腫 ・遺残脊索から発生する腫瘍。 ・病理学的には良性とされるが、浸潤・再発する傾向が強く、臨床的には悪性として扱われる。 ・男女比=2:1 ・細胞はムチンに富み、豊富な空胞(これもムチンを含む)が特徴的とされている。 […] 続きを読む
椎体骨転移のCT,MRI画像診断は?骨粗鬆症による圧迫骨折との鑑別は? 更新日:2021年11月28日 公開日:2013年8月28日 整形外科骨軟部 椎体骨転移の特徴 特に胸腰椎に多い。頸椎の頻度はやや少ない。 転移巣は椎弓などの後方成分よりも椎体に好発する。なかでも椎体の後方にまず転移巣を作り、腫大し、椎弓根など後方成分へ浸潤をする。 症例 70歳代女性 肺癌 骨転 […] 続きを読む
溶骨性骨転移のCT画像診断(鑑別診断、転移性骨腫瘍) 更新日:2018年10月26日 公開日:2013年8月28日 骨軟部 溶骨性骨転移 転移性骨腫瘍の75%。造骨性が15%、混合型が10%。 肺癌、乳癌が多い。他多数。ただし、肝細胞癌、腎癌、甲状腺癌でも起こるので注意。 骨の30%以上が破壊されて初めて単純X線写真で描出される。 骨膨張性変 […] 続きを読む
骨転移の頻度、分類、CT、MRI画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月8日 公開日:2013年8月28日 骨軟部 骨転移(bone metastasis)とは 骨悪性腫瘍の70%を占める。通常40歳以上。 原発巣としては、乳癌、肺癌、前立腺癌、腎癌、甲状腺癌、消化器癌の頻度が高い。 男性では60%が前立腺癌から。 女性では70%が乳 […] 続きを読む
類骨骨腫(類骨腫)とは?画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月6日 公開日:2013年8月11日 整形外科骨軟部 類骨骨腫(osteoid osteoma) 若年に多く、10-20歳代に多い。4歳以下や40歳以上には稀。男性に多い。 大腿骨、脛骨など、長管骨の骨幹、骨幹端に生じる。 椎骨にも生じ、多くは椎体後方成分にみられる。 夜間 […] 続きを読む