腱鞘巨細胞腫、色素性絨毛結節性滑膜炎の画像診断 更新日:2021年2月6日 公開日:2014年1月7日 骨軟部 腱鞘巨細胞腫,色素性絨毛結節性滑膜炎とは? 腱鞘巨細胞腫(Giant cell tumor of tendon sheath: GCTTS)は色素性絨毛結節性滑膜炎 (pigmented villonodular syn […] 続きを読む
頭蓋骨転移性腫瘍の画像診断、鑑別診断 更新日:2021年9月2日 公開日:2014年1月6日 頭部骨軟部 頭蓋骨転移性腫瘍 原発巣としては、乳癌、肺癌、前立腺癌、悪性リンパ腫、腎癌、肝細胞癌など。 小児では、神経芽細胞腫や肉腫からの転移が多い。 頭蓋底部へ転移すると下位脳神経症状を生じやすい。 斜台への転移すると外転神経麻痺 […] 続きを読む
孤立性線維性腫瘍(solitary fibrous tumor:SFT)の画像診断 更新日:2021年6月25日 公開日:2013年12月10日 骨軟部 孤立性線維性腫瘍(solitary fibrous tumor:SFT) 中皮下間葉系組織由来。低悪性度線維性腫瘍。 人口10万人あたり2.8人と比較的稀で成人、特に中高年に好発。性差なし。 CD34免疫染色が陽性と […] 続きを読む
神経鞘腫/神経線維腫のMRI画像診断のポイント 更新日:2023年11月2日 公開日:2013年11月20日 骨軟部 神経鞘腫(schwannoma) 高頻度に遭遇する軟部腫瘍の1つ。 神経の軸索を取り囲むSchwann細胞由来。 神経束に沿う。 時に多発。神経線維腫症2型(neurofibromatosis type2)など。 30〜 […] 続きを読む
軟部組織の血管腫/静脈奇形のCT,MRI画像診断のポイント 更新日:2023年11月3日 公開日:2013年11月20日 骨軟部 血管腫(hemangioma)/静脈奇形(venous malformation) 良性軟部腫瘍の7%を占める最も多い軟部腫瘍。 ただし、軟部腫瘍登録における「血管腫」の多くは、国際血管腫・血管奇形学会(ISSVA)や血 […] 続きを読む
軟部腫瘍の画像診断と鑑別診断 更新日:2022年12月8日 公開日:2013年11月20日 骨軟部 軟部腫瘍の画像診断の要点と進め方 圧倒的多数は良性。悪性腫瘍はその1/100 !! なので、不要な検査や手術をしないために良性を正確に良性と診断することが大事。 多くは非特異的。 特徴的所見と部位により質的診断ができるも […] 続きを読む
再生不良性貧血のMRI画像診断 更新日:2015年5月1日 公開日:2013年9月17日 整形外科骨軟部 再生不良性貧血 ・再生不良性貧血は、末梢血でのすべての血球の減少と骨髄の細胞密度の低下を特徴とする疾患である。 ・先天性と後天性があり、後者には1次性(特発性) と2次性がある。多くは特発性で、2次性には薬剤性や放射線照 […] 続きを読む
原発性骨腫瘍の画像診断(年齢、部位、Xp) 更新日:2014年10月3日 公開日:2013年9月14日 整形外科骨軟部 骨腫瘍の診断総論 年齢からアプローチする 1-5歳 神経芽細胞腫の転移 5-10歳 LCH 10-20歳 ユーイング肉腫、骨肉腫、軟骨芽細胞腫(良性) 骨端線閉鎖後 骨巨細胞腫 30-50歳 軟骨肉腫 50歳- M&a […] 続きを読む
脊索腫の画像診断(chordoma) 更新日:2021年2月6日 公開日:2013年9月13日 整形外科頭部骨軟部 脊索腫 ・遺残脊索から発生する腫瘍。 ・病理学的には良性とされるが、浸潤・再発する傾向が強く、臨床的には悪性として扱われる。 ・男女比=2:1 ・細胞はムチンに富み、豊富な空胞(これもムチンを含む)が特徴的とされている。 […] 続きを読む
椎体骨転移のCT,MRI画像診断は?骨粗鬆症による圧迫骨折との鑑別は? 更新日:2021年11月28日 公開日:2013年8月28日 整形外科骨軟部 椎体骨転移の特徴 特に胸腰椎に多い。頸椎の頻度はやや少ない。 転移巣は椎弓などの後方成分よりも椎体に好発する。なかでも椎体の後方にまず転移巣を作り、腫大し、椎弓根など後方成分へ浸潤をする。 症例 70歳代女性 肺癌 骨転 […] 続きを読む