
「頭部」の記事一覧

脊髄小脳変性症の分類・画像所見のポイント!
脊髄小脳変性症(Spinocerebellar degeneration:SCD)とは? 小脳及び脊髄に異常があり、運動失調を来す疾患。 発症は中年以降に多いが、若年発症もある。 多くの進行は緩徐であり、病悩期間は10- […]

小脳橋角部の偽腫瘍である小脳片葉、後四角小脳(単小葉)とは?
小脳橋角部の偽腫瘍である小脳片葉、後四角小脳(単小葉)とは? 頭部CTやMRIで小脳橋角部にあたかも腫瘍のように見えてしまう偽病変がある。 いずれも小脳の構造の一部であり、小脳片葉(flocculus)、後四角小脳(単小 […]

前頭縫合の残存・遺残のCT画像所見
前頭縫合の残存・遺残(persistent metopic suture) 前頭縫合は前頭骨の左右の中間部にある縫合線で、通常は6歳までに癒合し消失する。 約10%は成人までこの前頭縫合が残存することが報告されている。 […]

下顎骨骨折のCT画像診断と分類!下顎骨関節突起、角部、体部で頻度が高い!
下顎骨骨折(mandibular fracture)の原因と頻度 顔面骨骨折において鼻骨骨折に次いで頻度が高く、孤立性あるいは他の顔面骨骨折と併せて生じる。 原因としては暴行、交通外傷が多く、その他として落下、スポーツ外 […]

錐体尖蜂巣の左右差による非対称性錐体尖部骨髄とは?
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錐体尖蜂巣の左右差による非対称性錐体尖部骨髄とは? 側頭骨の錐体尖部は、多くの場合、骨髄を含む骨構造として認められる。 ただし、乳突蜂巣が発達しており骨髄ではなく含気があるものもある。 左右ともに骨髄である場合や、含気が […]

前大脳動脈の破格・正常変異とは?
前大脳動脈(ACA:anterior cerebral artery)には複数の破格・正常変異が知られています。 ただし、細かく覚える必要はないのではないかと個人的には思います。 1本のことも3本のこともある。 窓形成を […]

中大脳動脈の破格・正常変異とは?
中大脳動脈(MCA:middle cerebral artery)には複数の破格・正常変異が知られています。 ただし、細かく覚える必要はないのではないかと個人的には思います。 2本あることがある。 窓形成を来すことがある […]

椎骨動脈の破格・正常変異とは?低形成とは?
椎骨動脈(VA:Vertebral artery)は、後方循環系を構成する血管であり、左右1本ずつあり遠位で合流して脳底動脈になります。 今回はこの椎骨動脈の破格・正常変異についてまとめました。

脳のMRAにおける脳底動脈の窓形成(fenestration)とは?
脳のMRAの画像を見ていると、主幹動脈に穴が開いているように見えることがあり、これを窓形成(fenestration、読み方はフェネストレーション)と呼びます。 中でも頻度が多いのが脳底動脈です。 今回は、脳底動脈の窓形 […]