皮質脊髄路(いわゆる錐体路)って MRI 画像ではどこを走行するのか、その経路について、T2WI(横断像)を用いて見ていきたいと思います。

皮質脊髄路(いわゆる錐体路)の MRI における解剖

まず、ここに見えているところが中心溝と言われるところです。

それより前が中心前回、後ろが中心後回となります。

中心前回が前回が一次運動前野に相当しますので、これを下の方に追っていく ということをしていきます。

指定している範囲は、大体の目安だと思ってください。

この辺りは、半卵円中心レベルというところ。

こちらは、放線冠レベル。

さらに下の方に行きますと、大事なところは、内方後脚を走行するというとこ ろです。 ここが被殻があって、淡蒼球があって、それよりも内側を内包がくの字型のような形であるんですけども、その下の方、後脚を走行していくというわけです。

さらに下の方に行きますと、中脳の腹側の大脳脚と言われるところを走行して行きます。

そのあとは、橋を走行していって、延髄の腹側を走行する、ここの部分を錐体といいます。

この錐体というところを下行して行きます。

そして、延髄の下部でこのように交差します。 それを錐体交叉と言います。

そのあとは、頸髄から腰髄の側索と呼ばれるところを下行して行きます。

そして、下の方に行って、前角で四肢を支配する下位運動ニューロンシナプス を形成します。

今見てきたものは、すべて上位運動ニューロンというわけです。

錐体路の経路で重要なところは?

大事なところとしては、内包後脚を走行するということ。

それから、大脳脚を走行するということ。

延髄の錐体を走行して、延髄の下の方で錐体交叉で交叉するといったところが重要なところになります。

実際に連続MRI画像で錐体路の経路を追ってみたい方はこちら→頭部MRIにおける錐体路の解剖・経路

こちらで動画解説していますので併せてご覧ください。

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