Dandy-Walker連続体とは|奇形・虫部低形成・Blake嚢胞・巨大大槽の見分け方とMRI 公開日:2026年10月31日 MRI検査小児頭部 先に結論:「variant」より所見を具体的に。Dandy-Walker奇形は下部優位の虫部低形成が中心 項目 ポイント 言葉 「Dandy-Walker variant・連続体」は歴史的な呼び名。今は所見を具体的に記述 […] 続きを読む
乳児の白質裂傷(contusional tear)のMRI|虐待による頭部外傷との関係と出血・脳挫傷との区別 公開日:2026年10月30日 MRI検査小児頭部 先に結論:白質裂傷は乳児(とくに生後1年未満)の前頭葉に多い、皮質下白質の線状の裂け目。髄液様の液体か、液面を作る出血を含む。T2*強調像・SWIで見つけやすい。AHTの子どもで報告が多いが単独で虐待を証明する所見ではな […] 続きを読む
twig-like MCA(網状中大脳動脈)のMRA・CTA|もやもや病との区別と出血の危険 公開日:2026年10月30日 MRI検査頭部 先に結論:twig-like MCAはM1部が細い血管網に置き換わる片側性の異常。内頸動脈終末部・後大脳動脈・経硬膜吻合が保たれる点がもやもや病との違いで、動脈瘤の合併が多く、出血で見つかることがある。確定と血管構築の評 […] 続きを読む
CAPNON(神経軸の石灰化偽腫瘍)のCT・MRI|T1・T2低信号の石灰化腫瘤と髄膜腫との区別 公開日:2026年10月30日 MRI検査頭部 先に結論:CAPNONは中枢神経系のどこにでもできる非腫瘍性の石灰化病変。CTで粗い石灰化、MRIでT1・T2低信号、造影はさまざま。術前には髄膜腫と考えられることが多く、診断は病理で行う。切除後の経過はおおむね良好 項 […] 続きを読む
鎌状赤血球症の頭蓋骨梗塞のMRI|骨髄の信号変化と硬膜外血腫・帽状腱膜下血腫、骨髄炎との区別 公開日:2026年10月30日 MRI検査血液疾患頭部 先に結論:鎌状赤血球症の頭蓋冠梗塞は、頭痛・頭皮の腫れで見つかり、MRIで骨髄の信号変化と隣の硬膜外血腫・帽状腱膜下血腫が手がかり。骨髄炎との区別は臨床所見と合わせて考える 項目 ポイント どんな合併症か 骨梗塞はふつう […] 続きを読む
シリコンオイルの脳室内迷入のCT・MRI|眼科手術後の高吸収域と脳室内出血との見分け方 公開日:2026年10月30日 CT検査頭部 先に結論:眼科手術(シリコンオイル注入)の既往がある人の脳室内の丸い高吸収域は、シリコンオイルの迷入を考える。出血と違い、液面をつくらず脳室の上側(非荷重側)に浮かび、腹臥位で位置が変わる。MRIでは周りに化学シフトアー […] 続きを読む
脳腱黄色腫症(CTX)のMRI|小脳歯状核の信号異常とアキレス腱の腫大、早期診断の意味 公開日:2026年10月30日 MRI検査頭部 先に結論:CTXの典型的な脳MRI所見は、両側の小脳歯状核とその周囲の白質のT2・FLAIR高信号。進むと空胞化や石灰化・ヘモジデリンでT1・FLAIR・SWIの低信号が加わる。アキレス腱の紡錘状の腫大(黄色腫)と合わせ […] 続きを読む
分娩関連の硬膜下血腫(新生児)のMRI所見|無症候性SDHの頻度・分布と虐待との区別 公開日:2026年10月30日 MRI検査小児頭部 先に結論:分娩関連の硬膜下血腫は「後ろ寄り・薄い・生後早期・ほかの損傷なし」。この型から外れる所見は、分娩以外の原因を考える手がかりになる 項目 分娩関連の硬膜下血腫の典型 頻度 症状のない正期産児のMRIで、報告によっ […] 続きを読む
顔面骨の正面・側面の正常解剖|眼窩・上顎骨・頬骨・下顎骨・歯の名前とレントゲンの見方 公開日:2026年10月30日 CT検査頭部 顔面骨のレントゲン(正面・Waters法・側面)では、眼窩・上顎骨・頬骨・下顎骨・歯がすべて重なって1枚に写ります。そのため「この線はどの骨の縁か」がわからないと、骨折や腫瘍を見つける前に迷ってしまいます。 この記事では […] 続きを読む
内耳のCT解剖|蝸牛・前庭・半規管・正円窓/卵円窓と顔面神経管の走行を高さごとに解説 公開日:2026年10月30日 CT検査頭部 内耳(ないじ)は、側頭骨の錐体部という硬い骨の中に埋まった、音とからだの傾きを感じる器官です。音を感じる蝸牛と、傾きや回転を感じる前庭・半規管からなり、中耳とは卵円窓・正円窓という2つの窓でつながっています。そのすぐそば […] 続きを読む