画像診断まとめ

画像診断まとめサイトです。CTおよびMRIの画像診断に必要な知識および実際の画像を主に掲載しています。

「腹部」の記事一覧

胆管ステント後のCT

胆管ステント後のCT|正常な胆管内ガスと、ステント閉塞・逸脱・胆管炎・膵炎のサインの見方

先に結論:胆管ステント後のCTは「ガス」「胆管の太さ」「ステントの位置」を前回と比べる 項目 ポイント 胆管内ガス ステントが通っていれば入るのは普通。それだけで異常とは言わない 閉塞のサイン 前にあったガスが減る・消え […]
胃のひだが太い

胃のひだが太いと言われたら|胃皺襞肥厚のCT・バリウム所見と鑑別(胃炎・スキルス胃癌・リンパ腫・メネトリエ病)

先に結論:ひだの太さだけで病気は決まらない。膨らみ具合・硬さ・壁の層を順に見る 項目 ポイント 最初に確認 胃が十分に膨らんでいるか。縮んだ胃ではひだが寄り集まり、実際より太く見える 多い原因 ピロリ菌による慢性胃炎。バ […]
胆石イレウス 胆石が腸に詰まる腸閉塞とCT所見

胆石イレウスとは|高齢者の腸閉塞の原因になる胆石とCTのRiglerの三徴(気腫・小腸閉塞・異所性胆石)

先に結論:胆石イレウスは「胆石が胆嚢から腸へ移動して詰まる腸閉塞」。CTで三徴(胆道内ガス・小腸閉塞・異所性胆石)を探し、胆石が見えにくい場合も想定して読む 項目 ポイント どんな病気か 胆嚢と腸の間に瘻孔ができ、胆石が […]
妊娠中の腹痛 超音波→MRI→必要ならCTの順

妊娠中の腹痛・虫垂炎の画像検査|超音波→MRI(造影なし)→必要ならCTの順と赤ちゃんへの影響

先に結論:妊娠中の右下腹部痛は「超音波 → 造影剤なしのMRI → 必要ならCT」の順に調べる。造影剤(ガドリニウム)は通常使わない 項目 ポイント 最初の検査 超音波。放射線を使わず、安全に繰り返せる。ただし妊娠中は虫 […]
肝性胸水

肝性胸水とは|肝硬変で腹水が少なくても右胸水がたまる理由(横隔膜の小孔)と画像・核医学での確かめ方

先に結論:肝硬変+右胸水では、腹水の量が少なくても肝性胸水を考える 項目 ポイント 何か 肝硬変・門脈圧亢進症があり、心臓や肺・胸膜の病気がないのにたまる胸水(漏出性) なぜ起こるか 腹水が横隔膜の小さな欠損から、陰圧の […]
腹部エコーの基本

腹部エコーのやり方と見落としやすい所|走査の順番・ゲインとフォーカス・肝ドームや膵尾部の死角

先に結論:腹部エコーは「画像を整える→決めた順に全臓器→見えない所は工夫し、見えなかったと記録する」 項目 ポイント 最初にすること 深さ・ゲイン・フォーカスを整える。深部が暗すぎる・明るすぎる画像では判断できない 順番 […]
新生児の腹部X線

新生児の腹部レントゲン|double bubble・腸閉鎖・胎便性イレウス・ヒルシュスプルング病の見分け方

先に結論:ガスの分布で閉塞の高さを決め、原因は造影検査・エコーで確かめる。胆汁性嘔吐では腸回転異常を見落とさない 項目 ポイント まず見ること ガスのたまった腸の数と場所。胃と十二指腸だけなら上位、多数の拡張した腸なら下 […]
新生児の腹部腫瘤

新生児・乳児の腹部腫瘤|年齢で考える鑑別(水腎症・多嚢胞性異形成腎・神経芽腫・肝血管腫・肝芽腫)

先に結論:新生児の腹部腫瘤は腎・尿路が多い。最初はエコーで嚢胞性か充実性かを見て、臓器を絞る 項目 ポイント 多い原因 新生児の腹部腫瘤は腎臓由来が大半で、腎臓以外で最も多いのは副腎の神経芽腫(McVicar 1991) […]