感染性腹膜炎の原因疾患とその割合 公開日:2022年10月6日 CT検査腹部 感染性腹膜炎の原因疾患とその割合 虫垂炎 34.2% 胆嚢炎 18.5% 術後合併症 8.5% 大腸穿孔 5.9% 上部消化管穿孔 11% 憩室炎 5.2% 小腸穿孔 5.4% その他 7.7% PID 1.1% 外傷 […] 続きを読む
Castleman病の分類と画像診断のポイント 公開日:2022年9月24日 CT検査耳鼻咽喉科胸部腹部 Castleman病(キャッスルマン病)とは? まれな原因不明のリンパ増殖性疾患。 病理組織学的から、硝子血管型((ヒアリン血管型)(hyaline vascular type):90%)と形質細胞型(plasma ce […] 続きを読む
腸間膜腫瘤の鑑別診断、CT画像診断 公開日:2022年9月24日 CT検査腹部 腸間膜腫瘤の鑑別診断 腸間膜腫瘤は 境界明瞭な円形腫瘤 辺縁不規則な腫瘤 多発性病変 に大きく分けられる。 境界明瞭な円形腫瘤 悪性リンパ腫 転移 非結核性抗酸菌症 Whipple disease 腸間膜のう腫 脂肪腫 […] 続きを読む
TAFRO症候群の画像診断のポイント 公開日:2022年9月24日 CT検査胸部腹部 TAFRO症候群とは? 急性あるいは亜急性に、発熱、全身性浮腫、血小板減少、腎障害、貧血、臓器腫大などを伴う全身性炎症性疾患。 TAFRO症候群とはThrombocytopenia(血小板減少)、Anasarca(全身性 […] 続きを読む
回盲弁(バウヒン弁)の脂肪増生のCT画像所見 公開日:2021年7月28日 CT検査腹部 回盲弁(バウヒン弁)の脂肪増生 回盲弁に全周性の粘膜下脂肪増生が生じる場合がある(lipomatosis of ileocecal valve)。 中高年の女性に多い。 肥満との関連が疑われている。 一般的には背景疾患は […] 続きを読む
脾動脈瘤のCT画像診断のポイント 更新日:2021年7月2日 公開日:2021年7月1日 CT検査脾臓腹部 脾動脈瘤(splenic artery aneurysm) 腹部内臓動脈瘤で最多で、6割を占める。 CTAでの診断が有用。CTで偶然見つかることが多い。 壁のみでなく全体的に石灰化を来たし、石灰化腫瘤として認めることもあ […] 続きを読む
脾臓の石灰化の原因 公開日:2021年7月1日 CT検査腹部 脾臓の石灰化の原因には以下のものが知られています。 肉芽腫(結核など)←最多 脾動脈瘤、動脈硬化 嚢胞(包虫症) 過誤腫 梗塞 膿瘍 血腫 Gamna-Gandy結節 鎌状赤血球症 粘液腺癌の脾転移 参考: 腹部のCT( […] 続きを読む
小腸型の感染性腸炎のCT画像所見のポイント! 更新日:2023年3月18日 公開日:2021年6月5日 CT検査消化器腹部 感染性腸炎の分類 感染性腸炎は以下のように分けられます。 なかでも最も頻度が高いのが、小腸型です。 小腸型の中でも頻度が高いのがウイルス型です。 小腸型の感染性腸炎の画像所見 小腸型の感染性腸炎の画像所見1)としては、 […] 続きを読む
腹腔鏡下胆嚢摘出術時に重要な副肝管、異所性肝管とは?MRCPで診断。 公開日:2021年6月3日 MRI検査消化器腹部 左右の肝管が肝門部で合流する際に、複数の亜型があり、(広義の)副肝管と呼ばれます。 副肝管の一部には、腹腔鏡下胆嚢摘出術時に術前に把握しておかないと、手術により合併症を起こすものもあるため、注意が必要です。 今回は、副肝 […] 続きを読む
腸間膜脂肪織濃度上昇(misty mesentery)とは?原因、鑑別は? 公開日:2021年5月7日 CT検査腹部 腹部CTで偶発的に見つかる腸間膜脂肪織濃度上昇があります。 腹痛などの腹部症状を伴っている場合は、腸間膜脂肪織炎の可能性がありますが、無症状の場合は有意ではない非特異的腸間膜脂肪織濃度上昇であることがあります。 腸間膜に […] 続きを読む