肝内石灰化(肝臓の石灰化)の原因とCT所見|鑑別診断のポイント 更新日:2026年10月16日 公開日:2014年3月16日 腹部 先に結論:肝内の石灰化の鑑別 肝内の石灰化で多いのは陳旧性の肉芽腫(結核など)・肝内結石で、多くは治療不要です 腫瘍の石灰化は粘液産生腺癌(大腸癌など)の転移・fibrolamellar HCC・血管腫・肝内胆管癌・肝芽 […] 続きを読む
肝臓で出血をみたときの鑑別診断 更新日:2026年10月19日 公開日:2014年3月16日 腹部 先に結論:肝臓の出血の鑑別 肝臓の腫瘍で出血しやすいのは肝細胞癌と肝細胞腺腫で、ほかに転移・血管腫・血管肉腫・血管筋脂肪腫などがあります。肝臓の自然出血で最も多い原因は肝細胞癌です(Srinivasa 2015) 腫瘍以 […] 続きを読む
肝の嚢胞性疾患の鑑別診断|complicated cyst・肝嚢胞腺癌(MCN)のCT・MRI所見 更新日:2026年10月24日 公開日:2014年3月15日 腹部 先に結論:肝の嚢胞性疾患の鑑別 肝臓の嚢胞で最も多いのは単純性肝嚢胞で、多発すれば多発性嚢胞肝(多発性嚢胞腎に合併も)を考えます 壁の肥厚・隔壁・造影される結節があれば、粘液性嚢胞性腫瘍・肝膿瘍・嚢胞状の転移・包虫症など […] 続きを読む
肝腫瘤内血管貫通の鑑別診断 更新日:2026年10月19日 公開日:2014年3月15日 CT検査肝臓腹部 先に結論:中を血管が貫く肝腫瘤 腫瘤の中を既存の血管(門脈・肝静脈)が押しのけられずにまっすぐ通る所見は、周りを壊さずに染み込むように広がる病変を示します 代表は悪性リンパ腫・細胆管癌で、腫瘍でない限局性脂肪肝でも既存の […] 続きを読む
中心瘢痕(central scar)を認める肝腫瘤の鑑別診断 更新日:2026年10月19日 公開日:2014年3月15日 腹部 先に結論:中心瘢痕を持つ肝腫瘤 腫瘍の中心に瘢痕(線維の部分)が見える肝腫瘤は、FNH(限局性結節性過形成)・巨大血管腫・fibrolamellar HCCが代表で、肝内胆管癌・転移・肝細胞癌でも見られます FNHの瘢痕 […] 続きを読む
リング状増強効果を示す肝腫瘤の鑑別診断 更新日:2026年10月19日 公開日:2014年3月15日 腹部 先に結論:リング状に造影される肝腫瘤 リング状増強効果(ring enhancement)とは、腫瘤の縁だけが輪のように造影され、中は造影されない所見です リング状(辺縁だけ)に造影される肝腫瘤は、転移性肝腫瘍(特に腺癌 […] 続きを読む
肝臓の多血性偽病変の鑑別診断(THAD・APシャント・third inflowの画像所見) 更新日:2026年10月16日 公開日:2014年3月15日 腹部 先に結論:肝臓の多血性偽病変 造影CTの動脈相で肝臓の一部が腫瘍のように染まるのに、実際は腫瘍でないものを多血性偽病変と呼びます 原因はAPシャント(肝硬変・腫瘍周囲・肝生検後)や、門脈以外の血流(third inflo […] 続きを読む
肝のびまん性低吸収(黒い)の鑑別診断(画像診断) 更新日:2026年10月19日 公開日:2014年3月14日 腹部 先に結論:肝臓が全体に黒い(びまん性低吸収)ときの鑑別 単純CTで肝臓全体が黒く(低吸収に)見える原因で最も多いのは脂肪肝で、脾臓より黒いのが目安です ほかに劇症肝炎・薬剤性肝障害・Budd-Chiari症候群などの血流 […] 続きを読む
肝臓がCTで白い(びまん性高吸収)原因と鑑別|アミオダロン・ヘモクロマトーシス・ウィルソン病など 更新日:2026年10月18日 公開日:2014年3月14日 腹部 単純CTで肝臓が白く見える(肝臓のCT値が高い・びまん性高吸収)ときの鑑別診断。正常な肝臓のCT値、アミオダロン(ヨード)・鉄沈着(ヘモクロマトーシス・ヘモジデローシス)・銅(ウィルソン病)・金製剤・糖原病などの原因と、肝臓の一部の白い影との違いを症例画像で解説します。 続きを読む
periportal collar signとは?門脈周囲の低吸収域(CT)の原因と鑑別 更新日:2026年10月18日 公開日:2014年3月14日 腹部 periportal collar(halo) signとは何か。CTで門脈周囲に見られる低吸収の帯状域とMRIのPAI(periportal abnormal intensity)の成り立ち、急性肝炎・右心不全・胆管炎・肝外傷・肝移植後など原因の鑑別、胆管拡張との見分け方を症例画像で解説します。 続きを読む