慢性胆嚢炎のCT,MRI画像診断のポイント 更新日:2018年8月31日 公開日:2013年9月26日 救急腹部 慢性胆嚢炎(chronic cholecystitis) 慢性胆のう炎は、急性胆嚢炎の炎症が消退して慢性化したものと、胆石や細菌感染などによる慢性的機会刺激から生じたものがある。 後者でかつ胆石合併例が多い(80-90% […] 続きを読む
左側結腸の腸炎の鑑別診断は?虚血性腸炎、偽膜性腸炎とは? 更新日:2021年3月5日 公開日:2013年9月26日 救急腹部 左側結腸の腸炎を見たら、症状にもよりますが、まず鑑別に挙げるべきは、虚血性腸炎です。 ただし、それ以外にもさまざまな疾患、病原菌が原因となり腸炎を起こします。 虚血性腸炎を中心に、左側結腸炎の鑑別診断についてまとめました […] 続きを読む
腸炎の分布と原因の相関、CT画像診断、腸管壁肥厚の鑑別 更新日:2022年2月11日 公開日:2013年9月26日 救急腹部 腸炎の分布と原因の相関について、左半結腸、右半結腸、回盲部、小腸、直腸、びまん性にわけてまとめました。 また腸炎以外で腸管壁肥厚をきたす疾患についてまとめました。 腸炎の分布と原因の相関 右側結腸に好発する腸炎 サルモネ […] 続きを読む
急性虫垂炎のCT画像診断、症状、治療、鑑別診断 更新日:2018年10月4日 公開日:2013年9月25日 救急腹部 多くの医療関係者に聞いてもみなさん苦手意識がある急性虫垂炎の画像診断。 今回はそんな急性虫垂炎の画像診断について動画を交えてまとめました。 ポイントは 虫垂の場所をしっかり把握し 虫垂を同定すること 腫大の有無・周囲の炎 […] 続きを読む
絞扼性イレウスとは?CT画像診断のポイントは? 更新日:2016年12月22日 公開日:2013年9月25日 救急腹部 絞扼性イレウスの症状、原因からclosed loopをはじめとしたCT画像診断のポイントをわかりやすいシェーマや動画つきで解説しました 絞扼性イレウス(strangulation ileus)とは? 例えば、小腸イレウス […] 続きを読む
大腸腸閉塞のCT画像診断のポイントは?原因、治療は? 更新日:2020年2月26日 公開日:2013年9月25日 救急腹部 大腸腸閉塞(大腸閉塞、結腸閉塞)とは? 腸管閉塞の約25% 小腸と異なり、大腸が閉塞しているときは、ほとんどが癌のような機械的閉塞があるため、造影CTを施行し閉塞部位の評価をする。 原因としては、大腸癌(60%)>軸捻転 […] 続きを読む
小腸イレウス(単純性)のCT画像診断のポイントは?分類は? 更新日:2016年11月10日 公開日:2013年9月25日 救急腹部 小腸イレウス 小腸イレウスは閉塞機転が存在する機械性イレウス(90%)と、存在しない麻痺性イレウス(10%)に大きく分かれる。 機械性イレウスはさらに血行障害のない単純イレウスと、血行障害のある複雑(絞扼性)イレウスに分 […] 続きを読む
腹腔内ではない腹膜外腔(腹膜前腔・後腹膜腔・腹膜下腔)とは? 更新日:2020年2月19日 公開日:2013年9月22日 救急腹部 主にCT画像で「free air(腹腔内遊離ガス)を見つけた!」 と思ってもairのある場所は腹腔内ではない場合があります。 そんなときは腹腔内(腹膜腔)ではなくその外の腹膜外腔に存在していることがあります。 今回はそん […] 続きを読む
大腸穿孔のCT画像診断のポイント(結腸穿孔,dirty mass sign) 更新日:2020年2月17日 公開日:2013年9月22日 救急腹部 大腸穿孔と画像診断のポイント 原因としては悪性腫瘍が最多で、憩室炎、特発性、外傷、虚血、炎症性腸疾患、硬便、医原性など。 大腸穿孔では腸間膜間や後腹膜内に消化管外ガスや消化管外糞便、膿瘍を形成することがある。CTにおける […] 続きを読む
小腸穿孔の原因、鑑別診断 更新日:2015年12月4日 公開日:2013年9月22日 救急腹部 小腸穿孔 ・大腸穿孔に比べ頻度は低い。 小腸穿孔の原因 虚血性小腸炎、 Crohn病、 憩室炎、 異物、 小腸閉塞、 腸捻転・腸重積、 悪性リンパ腫、 ベーチェット病、 多発性動脈炎、 アレルギー性肉芽腫性血管炎などの血 […] 続きを読む