腕神経叢損傷に適したMRI撮像方法(STIR冠状断) 更新日:2014年8月9日 公開日:2013年9月6日 整形外科 腕神経叢損傷に適したMRI撮像方法 ・神経叢の描出には、冠状断像が最も有用。 ・STIR像で最も神経が明瞭に描出される。 ・慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(CIPD)、遺伝性の末梢神経疾患(Charcot-Marie-To […] 続きを読む
TFCC損傷の原因となる尺骨突き上げ症候群とは? 更新日:2023年2月28日 公開日:2013年9月6日 整形外科 尺骨突き上げ症候群とは?(ulnolunate abutment syndrome) TFCの変性には尺骨と月状骨または三角骨の慢性的な衝突が関与している。(関連:手根骨の解剖) ulnar impaction synd […] 続きを読む
TFCC損傷とは?MRI画像診断のポイントは? 更新日:2017年7月26日 公開日:2013年9月6日 整形外科 TFCCとは? TFCC(三角線維軟骨複合体:triangular fibrocartilage complex)とは、手関節尺側に位置する線維軟骨複合体を指す。 手関節の回内と回外における安定に重要な役割を果たしている […] 続きを読む
関節リウマチ(RA)のMRI画像所見、OMERACT-RAMRISとは? 更新日:2025年12月11日 公開日:2013年9月5日 CT検査MRI検査整形外科 関節リウマチ(rheumatoid arthritis: RA)は、滑膜炎を主体とする慢性炎症性疾患であり、早期からの関節破壊予防が治療目標となる疾患である。MRIは滑膜炎・骨髄浮腫・骨びらんを高感度に描出でき、早期診断 […] 続きを読む
椎体骨転移のCT,MRI画像診断は?骨粗鬆症による圧迫骨折との鑑別は? 更新日:2021年11月28日 公開日:2013年8月28日 整形外科骨軟部 椎体骨転移の特徴 特に胸腰椎に多い。頸椎の頻度はやや少ない。 転移巣は椎弓などの後方成分よりも椎体に好発する。なかでも椎体の後方にまず転移巣を作り、腫大し、椎弓根など後方成分へ浸潤をする。 症例 70歳代女性 肺癌 骨転 […] 続きを読む
骨盤周囲の裂離骨折とは?部位と付着する筋、画像診断まとめ 更新日:2022年8月30日 公開日:2013年8月14日 整形外科 裂離骨折(avulsion fracture) 小児、若年者の骨端線は成長軟骨が残存。 骨端線は筋肉・腱、靭帯より強度が低く、牽引力によって骨端線離開が生じる。 骨盤では二次骨端(apophysis)に好発する。成長期を […] 続きを読む
後縦靭帯骨化症(OPLL)のCT,MRI画像診断 更新日:2022年7月12日 公開日:2013年8月14日 整形外科 後縦靭帯骨化症(OPLL:ossification of posterior longitudinal ligament)とは 東洋人に多く見られ原因不明。 下位頸椎に好発するが、胸椎に生じることもある。 肥厚し骨化した […] 続きを読む
Brodie膿瘍とは?画像所見のポイントは? 更新日:2018年1月28日 公開日:2013年8月11日 整形外科 Brodie膿瘍 緻密線維組織もしくは硬化性骨により囲まれた膿瘍(骨内膿瘍)。 黄色ブドウ球菌による骨髄炎の1型で、亜急性または慢性の経過をとる。 発症はきわめて緩徐であり、臨床症状に乏しい。 局所の疼痛、圧痛や発赤、腫 […] 続きを読む
類骨骨腫(類骨腫)とは?画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月6日 公開日:2013年8月11日 整形外科骨軟部 類骨骨腫(osteoid osteoma) 若年に多く、10-20歳代に多い。4歳以下や40歳以上には稀。男性に多い。 大腿骨、脛骨など、長管骨の骨幹、骨幹端に生じる。 椎骨にも生じ、多くは椎体後方成分にみられる。 夜間 […] 続きを読む
滑膜ヒダ(タナ)障害とは?MRI画像診断のポイントは? 更新日:2022年8月20日 公開日:2013年8月6日 整形外科 滑膜ヒダ(タナ)障害とは? 膝関節は発生途中でいくつかの滑膜による隔壁により分割されているが、生下時には単一の関節腔となる。この滑膜隔壁の遺残が滑膜ヒダ(タナ)といわれる。 頻度の高いものに 膝蓋上ヒダ(suprapat […] 続きを読む