【CT画像あり】扁桃周囲膿瘍の原因、診断、治療まとめ!切開が必要? 更新日:2020年10月25日 公開日:2016年4月13日 救急頭部CT 扁桃周囲膿瘍(へんとうしゅいのうよう)という病気があります。 漢字だらけでややこしいですが、扁桃腺炎(へんとうせん)が重症化し、周囲に炎症が及び膿(うみ)を作った状態です。 膿瘍(のうよう)ができると、なかなか抗生物質の […] 続きを読む
【図で解説】腹痛・急性腹症の部位別鑑別疾患のまとめ!緊急手術を要するのは? 更新日:2017年7月13日 公開日:2015年11月20日 救急腹部 腹痛の部位を心窩部痛、右上腹部痛(右季肋部痛)、左上腹部痛(左季肋部痛)、右下腹部痛、左下腹部痛、腹部正中部痛、下腹部正中部痛に分類して、それぞれの鑑別疾患をまとめました。 また緊急手術を要することがある急性腹症につい […] 続きを読む
餅やコンニャクが原因に?食餌性腸閉塞のCT画像診断! 更新日:2022年5月21日 公開日:2015年11月6日 救急腹部 食餌性腸閉塞 頻度は腸閉塞全体の1%前後。機械性腸閉塞に分類される。 閉塞部位は下部小腸に多い。 原因として、餅、ごぼうの様な咀嚼困難なもの、昆布の様な水分で膨化するもの、コンニャク、椎茸のような消化の悪いものなどがある […] 続きを読む
イレウスの原因は?術後だけ?レントゲンのポイントはこれ! 更新日:2017年7月7日 公開日:2015年11月6日 救急腹部 イレウスの原因は? つまり、イレウスはまずイレウスが小腸に起こっているのか、大腸に起こっているのかで分類します。頻度としては小腸イレウスが多いです。 次に、小腸イレウスの場合、 機械性イレウス 麻痺性イレウス に分けられ […] 続きを読む
腹痛患者への画像診断の適応は?CTは?エコーは? 公開日:2015年9月11日 救急腹部 腹痛患者に画像検査を行う場合、 単純X線写真 腹部エコー 腹部CT の3種類があります。検査には、得意な疾患とそうでない疾患があります。腹痛と聞けば何でもCT検査をすると、被ばく量を増やしてしまします。 そこで今回は、そ […] 続きを読む
人工呼吸管理・看護をする前に確認すべき4つの目的とは? 公開日:2015年8月28日 その他救急 人工呼吸管理をする前に確認すべきことは、なぜ目の前の患者さんが人工呼吸をしているのかという「人工呼吸管理をする目的」です。 これが曖昧になっていると、 「あれ、この患者さんなんで人工呼吸管理になったのだっけ?」 となって […] 続きを読む
気管気管支断裂(損傷)の画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年8月6日 救急胸部 気管気管支断裂(損傷)(tear of bronchus) 80%は分岐部より2-3cmの領域に起こる。 断裂の形態は不全断裂と完全断裂に分けられる。 大多数は不全断裂。 気胸や、縦隔気腫、皮下気腫などのairのリーク所 […] 続きを読む
【画像あり】脳梗塞はCTでわかるの?MRIの方がよい? 更新日:2019年2月27日 公開日:2015年7月19日 CT検査救急頭部 「脳梗塞が起こった時に、CTで診断することはできるのだろうか?」 「脳梗塞はCTよりも、MRIが強いって聞いたけど・・・」 事実、脳梗塞の診断に強いのはMRIです。 MRIの中でも拡散強調像(DWI)が急性 […] 続きを読む
横隔膜損傷(破裂)の画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年7月17日 救急胸部 横隔膜損傷(破裂) ・全外傷の0.1%。胸腹部外傷の3-5%程度に見られる。 ・通常腹部鈍的外傷に伴って起こる。 ・腹腔内圧の上昇により、横隔膜に高い圧力がかかり、横隔膜が破裂する。 ・腹腔内臓器が胸腔内に脱出し、緊急 […] 続きを読む
骨端線損傷で重要なSalter-Harris分類とは?画像診断のポイントは? 更新日:2022年3月30日 公開日:2015年7月10日 救急整形外科 骨端線損傷は骨端線閉鎖前の小児に起こる特徴的な骨折。 骨端線領域は成長軟骨で形成されており、非常に脆弱。 このため外力によって骨端線に強い負荷がかかり離開する。 Salter-Harris分類とは? 骨端線の障害による骨 […] 続きを読む