rhomboid fossa(鎖骨菱形窩)の胸部レントゲン、CT画像診断のポイント 公開日:2023年3月7日 整形外科胸部骨軟部 rhomboid fossa(鎖骨菱形窩) 鎖骨内側の下端に骨硬化縁を伴う欠損像として認められる正常変異。どの年齢にも認められる。 鎖骨と第1肋骨とを結ぶ助鎖靭帯(菱形靭帯)の牽引力が原因。 胸鎖関節から2~3cm外側の […] 続きを読む
第二踵骨(二次踵骨)(os calcaneus secundarius)の画像診断のポイント 公開日:2023年3月7日 CT検査整形外科 第二踵骨(二次踵骨)(os calcaneus secundarius) 約5%に見られるaccessory bone(副骨、過剰骨)。骨折と間違えないようにする。 ほとんどの症例で無症状。 疼痛がある場合、二分靱帯によ […] 続きを読む
腓骨遠位の下端に認められる副骨である腓下骨(os subfibulare)の画像診断のポイント 更新日:2024年9月20日 公開日:2023年3月7日 整形外科 腓下骨(os subfibulare) 腓骨遠位の下端(外果)に認められるaccessory bone(副骨、過剰骨)。 外果の下端にも相当するため外果下端副骨ともよばれる。 捻挫により靱帯付着部の軟骨が裂離し、成長後に […] 続きを読む
脛骨遠位の下端に認められる副骨である脛下骨(os subtibiale)の画像診断のポイント 公開日:2023年3月7日 整形外科骨軟部 脛下骨(os subtibiale) 脛骨遠位の下端に認められるaccessory bone(副骨、過剰骨)。 内顆の下端にも相当するため内顆下端副骨ともよばれる。 疼痛の原因となりうる。後脛骨筋腱障害の原因となることが […] 続きを読む
calcaneal lucency(pseudocyst)とは?踵骨の偽病変! 更新日:2023年3月9日 公開日:2023年3月2日 CT検査整形外科 calcaneal lucency(pseudocyst)(踵骨透過(踵骨偽嚢胞)) 踵骨にはさまざまな外力に対して抵抗できるように骨梁が形成されており、これらの骨梁は踵骨の体部において疎になっている。その部分が三角形を […] 続きを読む
傍骨端線部限局性骨髄浮腫(focal periphyseal edema:FOPE)のMRI画像所見のポイント!大腿骨遠位骨端線に認める正常変異 公開日:2023年3月2日 MRI検査小児整形外科 傍骨端線部限局性骨髄浮腫(focal periphyseal edema:FOPE) MRIのみで認められる正常変異。多くの正常変異は単純X線写真で認められる。 文字通り、骨端線のすぐ隣(periphyseal)に認めら […] 続きを読む
Femoral condyle irregularity(大腿骨顆部不整)の画像診断のポイント!膝関節の正常変異。 公開日:2023年3月2日 CT検査MRI検査小児整形外科 Femoral condyle irregularity(大腿骨顆部不整) knee epiphyseal irregularity(膝関節骨端不整)とも呼ばれる。 2-6歳、時に10歳以上でも認められることがある、大腿 […] 続きを読む
“do not touch”lesionであるDistal femoral cortical irregularity(大腿骨遠位皮質不整)の画像診断のポイント! 公開日:2023年3月2日 MRI検査小児整形外科 Distal femoral cortical irregularity(DFCI)(大腿骨遠位皮質不整) corical desmoidあるいはavulsive cortical irregularityとも呼ばれる。 […] 続きを読む
腸骨下縁にあたかも溶骨性病変に見える耳状面前溝(preauricular sulcus)とは?正常変異の一つ 更新日:2023年3月2日 公開日:2023年3月1日 CT検査婦人科整形外科 耳状面前溝(preauricular sulcus) paraglenoid sulcusとも呼ばれる。 前仙腸靭帯の前下方線維束の付着部である仙腸関節近傍の腸骨下縁に形成される溝。 前仙腸靭帯のねじれや牽引力に関連して […] 続きを読む
舟状骨内側に存在する外脛骨とは?足の副骨で重要! 公開日:2023年2月28日 CT検査MRI検査整形外科 外脛骨(os tibiale externum) 舟状骨の内側結節に相当する副骨。副舟状骨(accessory tarsal navicular bone)とも呼ばれる。 後脛骨筋腱が連続している。 健常人の15%で見ら […] 続きを読む