神経膠芽腫(glioblastoma)のMRI画像診断のポイント! 更新日:2023年11月8日 公開日:2013年9月4日 頭部 膠芽腫glioblastoma ■疫学 星細胞由来の腫瘍の中で最も頻度が高い(33%)。WHO分類ではgrade Ⅳに属する。2年平均生存率は8〜12%と不良。 発症年齢は55〜69歳が42%を占め、男性に多い(男女比1 […] 続きを読む
脳でリング状増強効果を呈する疾患(ring-enhancement lesions)の鑑別診断 更新日:2021年2月8日 公開日:2013年9月4日 頭部 脳でリング状増強効果を呈する疾患(ring-enhancement lesions)の鑑別診断 glioblastoma(膠芽腫) 脳膿瘍 転移性脳腫瘍 脳内血腫(亜急性期-吸収期) 脳梗塞(亜急性期) 脳壊死 悪性リン […] 続きを読む
限局性結節性過形成(FNH)とは?CT、MRI画像診断のポイントは? 更新日:2022年7月20日 公開日:2013年9月3日 腹部 限局性結節性過形成(FNH:focal nodular hyperplasia) 肝障害とは無関係(背景肝が正常→周囲肝と原則同信号) 異常血管に対する過形成。腫瘍ではないので増大せず、壊死や出血も生じず、「均一である」 […] 続きを読む
肺尖部近傍に存在する正常構造、Horner症候群、Pancoast腫瘍 更新日:2015年9月29日 公開日:2013年9月2日 胸部 [colored_bg color=”gray” corner=”r”]肺尖部近傍に存在する正常構造[/colored_bg] 肺尖部近傍の胸壁および頚部には、 [deco […] 続きを読む
褐色細胞腫とは?CT,MRI,MIBGシンチの画像診断のポイント! 更新日:2021年2月8日 公開日:2013年9月2日 腹部 褐色細胞腫(pheochromocytoma)とは? 副腎髄質や交感神経節に存在するクロム親和性細胞が腫瘍化したもので、発生部位により副腎褐色細胞腫(副腎髄質由来)と副腎外褐色細胞腫(傍神経節由来、paraganglio […] 続きを読む
頸動脈プラークのMRI画像診断、狭窄率、治療法(Black-blood法:BB法) 更新日:2017年11月10日 公開日:2013年9月2日 頭部 頸動脈分岐部病変 頸動脈分岐部はアテローム動脈硬化性病変ができやすい。 脳虚血症状の原因となる。1つは内腔の狭窄・閉塞による脳血液量の低下、もう1つは、塞栓を生成してartery -to-artery embolismの […] 続きを読む
腸管壁の3層構造とは? (腸炎、憩室炎の画像所見/結腸癌) 更新日:2022年3月4日 公開日:2013年9月2日 救急腹部 腸管壁の3層構造とは? 3層構造とは、造影効果の 高い内層(粘膜層)、 低い中間層(粘膜下層、(筋層)) 高い外層((筋層)、漿膜下層) ※つまり、内側から白→黒→白に見える。 炎症性疾患、虚血性疾患では粘膜下組織浮腫、 […] 続きを読む
結腸憩室炎のCT画像診断のポイントは?症状、治療は? 更新日:2019年1月11日 公開日:2013年9月2日 救急腹部 結腸憩室炎(colonic diverticulitis) 大腸憩室に糞便などによる閉塞→二次的な感染により生じる。 中年以降に最も多い。 憩室の部位は日本人だと右結腸に70%、左結腸、全結腸にそれぞれ15%みられる。た […] 続きを読む
肺胞蛋白症とは?CT画像診断のポイントは?crazy paving appearanceとは? 更新日:2021年2月6日 公開日:2013年9月2日 胸部 肺胞蛋白症(PAP:pulmonary alveolar proteinosis) サーファクタント(リン脂質)過剰産生や吸収障害が原因。 このリン脂質が肺胞にたまり、これがPAS染色で陽性となる。 原発性(自己免疫性) […] 続きを読む
crazy-paving pattern/appearanceとは?画像診断、鑑別診断 更新日:2023年4月19日 公開日:2013年9月2日 胸部 crazy-paving pattern/appearanceとは? 訳すと「ふぞろいな敷石やタイルによる舗装(面)」 CTではGGO内に比較的smoothな線状影がネットワーク状に重なって認められる所見である。netw […] 続きを読む