画像診断まとめ

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「月: 2013年9月」の記事一覧

馬尾弛緩とは?MRIの画像診断は?

馬尾弛緩(redundant nerve root)とは? 長期にわたる脊柱管狭窄を認めた場合、MRIや脊髄造影において、狭窄より上部の伸長、屈曲蛇行を示す馬尾神経を認めることがある。これを馬尾弛緩と呼ばれる。 単椎間狭 […]

FDG PET/PET-CTの読影手順

FDG PET/PET-CTの読影 FDG PETの基礎知識 ・一度に全身を撮影でき、侵襲性が少ない検査である。 ・しかし、被ばくの問題がある。検診ならばコストの問題もある。 ・糖代謝を反映する画像であり、腫瘍のみならず […]

PETの画像診断(腹部・婦人科領域・泌尿生殖器癌)

肝腫瘍 肝臓には不均一な生理的集積がある。 肝細胞癌:形態と分化度で集積は異なる。 塊状の形態・低分化な腫瘍=高集積 びまん型・高分化な腫瘍=脱リン酸化酵素活性が高い=低集積 肝転移が疑われた場合の担癌患者の診断精度 P […]

PET画像診断-脳腫瘍、てんかん、認知症

PET画像診断-脳腫瘍、てんかん、認知症 脳におけるFDG集積 ・局所の神経活動をよく表し、正常脳組織へのFDG集積は他の臓器と比べて極めて高い(SUV値8-10)ため、正常脳組織に隣接する腫瘍や炎症は検出が難しい。 ・ […]

FDG PETにおける心筋バイアビリティの評価

FDG PETにおける心筋バイアビリティ 虚血性心疾患による心不全の治療 1)薬物治療、 2)冠動脈血行再建術、 3)デバイスによる非薬物療法、 4)心臓移植 ・中でも2)は虚血による心不全患者の心機能改善および長期予後 […]

PETがん検診,FDG-PETがん検診ガイドライン(2012)

2012年の年間PET検査数は60万件、うち検診は15%の10万件程度と推定される。検診の数はここ10年横ばいである。 どんな癌が発見されるか ・大腸癌・直腸癌が最多。続いて甲状腺癌、肺癌、乳癌、前立腺癌、胃癌と続く。 […]

PET検査の臨床使用ガイドライン、保険適応

PETの適応 FDG-PETの適応 ①早期胃癌以外のすべての悪性腫瘍。悪性リンパ腫を含む。 ※平成22年に悪性腫瘍の診断について適応拡大。(他の検査、画像診断により病期診断、転移・再発の診断が確定できない患者に使用する。 […]