門脈圧亢進に伴う遠肝性側副血行路の画像診断 更新日:2021年2月6日 公開日:2013年11月11日 腹部 門脈圧亢進に伴う側副血行路 門脈圧が上昇すると、門脈に血流が還れなくなり、正常では求肝性の血流の一部が遠肝性となり、側副血行路が形成される。(門脈に帰れないので遠回りしてIVC,SVCに帰る) 原因としては肝硬変が最も多 […] 続きを読む
門脈圧亢進の原因、臨床症候、画像診断(portal hypertension) 更新日:2014年9月17日 公開日:2013年11月11日 腹部 門脈圧亢進症の原因 門脈圧亢進症に伴う臨床症候 ・脾腫、脾機能亢進症 脾腫の基準は最大断面の長径×短径>45、や長さが15cmを超えるもの。 ・門脈-大循環短路(門脈に帰れない血流がIVCやSVCに灌流する遠肝性側副血行 […] 続きを読む
脾炎症性偽腫瘍の画像診断 更新日:2017年6月7日 公開日:2013年11月8日 腹部 脾炎症性偽腫瘍(splenic inflammatory pseudotumor) ・様々な臓器に発生(肝、脾、消化管、腸間膜、膀胱、リンパ節、気道、肺、髄膜、 軟部組織、眼窩など) ・無症状、偶然発見例も多い。 ・ […] 続きを読む
脾髄外造血の画像診断 更新日:2015年5月1日 公開日:2013年11月8日 腹部 髄外造血(extramedullary hematopoiesis) ・骨髄造血細胞の再生が不十分なときの代償性反応。 先天性溶血性貧血:サラセミア、鎌状赤血球症、遺伝性球状赤血球症 後天性骨髄置換性疾患:骨髄線維症、真 […] 続きを読む
脾リンパ管腫とは?画像診断、症状、頻度まとめ! 更新日:2016年10月19日 公開日:2013年11月8日 腹部 脾リンパ管腫(splenic lymphangioma)とは? 稀な良性腫瘍。先天性。脾はまれで、75%は頸部、20%は腋窩に見られる。 小児あるいは若年者。 緩徐発育型。大きくなると、嘔気、左上腹部痛、腹部膨満感などの […] 続きを読む
脾過誤腫とは?画像診断のポイント! 更新日:2021年2月6日 公開日:2013年11月8日 腹部 過誤腫(splenic hamartoma)とは? 過誤腫は、正常な構成組織が量的あるいは構造の異常を伴って増殖する組織奇形と定義されている。 脾過誤腫は脾洞またはリンパ濾胞が異常増殖する腫瘍であり、構成する組織 […] 続きを読む
脾血管腫とは?CT、MRI画像所見のポイント! 更新日:2017年11月6日 公開日:2013年11月8日 腹部 脾血管腫(splenic hemangioma)とは? 先天性。 脾血管腫は脾臓の良性腫瘍として最多。しかしまれ。 無症状で偶然発見されることが多い。 大きくなると腹部膨満、腹痛などの症状を起こすこともある。 単発のこと […] 続きを読む
原発性脾腫瘍の鑑別診断 更新日:2016年10月19日 公開日:2013年11月6日 腹部 原発性脾腫瘍の鑑別診断 リンパ系腫瘍 lymphoid tumors 悪性リンパ腫:白脾髄を構成するリンパ系組織より発生 非血液リンパ系腫瘍 Nonhematolymphoid tumors 血管系腫瘍 血管腫 […] 続きを読む
膵リンパ上皮嚢胞の画像診断 更新日:2021年2月6日 公開日:2013年11月6日 腹部 膵リンパ上皮嚢胞(lymphoepithelial cyst) 内層:重層扁平上皮、外層:リンパ組織 男性>女性(4:1~9:1)。 膵外に突出する形が特徴的。 頭部:体部:尾部=1:1:1 単房性 or 多房性、境界明 […] 続きを読む
膵のう胞の粘液性嚢胞性腫瘍(MCN)とは?画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月6日 公開日:2013年11月6日 腹部 粘液性嚢胞性腫瘍(MCN:mucinous cystic neoplasm)とは? 大部分は女性。 膵体尾部に多い(90%以上)。 病理組織所見で卵巣様間質(ovarian-type stroma)が認められる。 悪性( […] 続きを読む