肺内リンパ節のCT画像所見のポイント 更新日:2021年6月8日 公開日:2021年6月5日 CT検査胸部 肺内リンパ節(intrapulmonary lymph node)とは? CTで偶然見つかることが多い肺結節。肺内リンパ装置とも呼ばれる。 境界明瞭で辺縁平滑な円形・卵円形、多角形。 最大径は12mm未満が多い。5-15 […] 続きを読む
結核性リンパ節炎の画像所見のポイント! 更新日:2021年2月8日 公開日:2020年1月18日 胸部 結核性リンパ節炎とは? 初期変化群である肺および肺門リンパ節の病変が縦隔に進展したもの。 小児に多いが近年は成人にも多い。 症状は発熱、咳嗽、胸痛、頚部リンパ節腫大など。無症状のこともある。 結核菌培養やPCR、QFT- […] 続きを読む
副葉間裂(accessory fissure)とは?画像所見のポイントは? 更新日:2020年1月7日 公開日:2020年1月6日 胸部 副葉間裂(accessory fissure)とは 本来右肺は大葉間裂と小葉間裂、左肺は大葉間裂によってそれぞれ3葉、2葉に分けられている。 これ以外に肺葉に間裂を認めることがあり、これを副葉間裂と呼ぶ。 解剖すると50 […] 続きを読む
内臓逆位とは?画像診断のポイントは? 公開日:2019年12月27日 胸部腹部 内臓逆位とは 臓器の左右の位置異常。 正常と真逆に位置する逆位と、それぞれ個々の臓器が左右にまちまちに位置する錯位がある。 Kartagener症候群では、慢性副鼻腔炎、気管支拡張症、内臓逆位を3徴とする。 逆位の場合、 […] 続きを読む
ブラとブレブと気腫性変化の違いは? 更新日:2019年12月20日 公開日:2019年12月19日 胸部 ブラ(bulla)とは? 肺胞構造の破壊によって気腫状に拡張した気腔のこと。 ほとんどが喫煙者に生じる。 広範な小葉中心性または傍隔壁性肺気腫に合併することが多い。 特に胸膜下の大きなブラは傍隔壁型肺気腫に合併することが […] 続きを読む
胸腺腫(thymoma)の画像診断のポイント!前縦隔腫瘍で最多! 更新日:2023年1月5日 公開日:2019年12月18日 胸部 胸腺上皮性腫瘍(thymic epithelial tumor)とは? 胸腺上皮性腫瘍は大きく、胸腺腫と胸腺癌に分けられる。 前縦隔で最多。中年以上(55~65歳)で多い。 重症筋無力症、赤芽球癆を代表とした自己免疫疾患 […] 続きを読む
胸部Xpで奇静脈弓とは?画像診断のポイントは? 更新日:2022年9月25日 公開日:2019年12月16日 胸部 奇静脈弓とは? 奇静脈弓とは、奇静脈が気管の右側を回って上大静脈の後縁に合流する部分のこと。 レントゲンでは右気管傍線に連続して右気管気管支角に涙滴状の陰影として認められる。 立位吸気時には、通常、径5(7)mm以内が正 […] 続きを読む
胸膜外脂肪(extrapleural fat)とは?画像所見のポイントは? 公開日:2019年12月9日 胸部 胸膜外脂肪(extrapleural fat) 壁側胸膜と胸内筋膜(胸壁)との間に存在する脂肪織。 脂肪織の厚さは個人差があり、第4-8肋骨の高さで外側から背側に多く見られる。 正常変異であるが、胸膜肥厚や限局性の胸水貯 […] 続きを読む
食道憩室の一つであるZenker憩室とは?画像所見は? 更新日:2023年11月2日 公開日:2019年11月30日 消化器胸部 Zenker憩室とは 読み方はツェンカー憩室。 咽頭食道接合部の後壁にみられ、輪状咽頭筋の間隙にできる圧出性憩室。 筋膜を欠く仮性憩室。 加齢とともに頻度が高くなる。 大きくなると、食物が貯留して誤嚥や、嚥下障害、逆流の […] 続きを読む
肝部下大静脈周囲の脂肪組織(pericaval fat collection ) 公開日:2019年11月28日 肝臓胸部腹部 肝臓部分の下大静脈の周囲に脂肪塊を認めることが稀にあります。 慣れていれば、またあれか!と気にもなりませんが、見慣れていないと 「腫瘍?血栓?」 と戸惑うかもしれません。 続きを読む