肺原発悪性リンパ腫の画像診断(malignant lymphoma) 更新日:2019年12月11日 公開日:2015年1月6日 胸部 肺原発悪性リンパ腫 大部分は低悪性度のB細胞性で、気管支粘膜付属リンパ組織(mucosa-associated lymphoid tissue:MALT)より発生するため、MALT lymphomaと呼ばれる。 多くは無 […] 続きを読む
縦隔神経原性腫瘍の画像診断(neurogenic tumor) 更新日:2021年12月21日 公開日:2015年1月6日 胸部 神経原性腫瘍 後縦隔には交感神経、肋間神経、交感神経節、脊髄神経節といった大きな神経が存在しており、神経原性腫瘍の9割が後縦隔から発生する。 末梢神経由来 肋間神経由来が最多。 末梢神経由来では、良性腫瘍と […] 続きを読む
縦隔悪性リンパ腫の画像診断 更新日:2023年1月5日 公開日:2014年12月27日 胸部 前縦隔悪性腫瘍 前縦隔悪性腫瘍には大きく3つある。 胸腺上皮性腫瘍・悪性胚細胞性腫瘍・悪性リンパ腫の3つ。 治療法が異なるため、鑑別が重要。 縦隔悪性リンパ腫 リンパ系の腫瘍は、縦隔腫瘍の10%を占め、多くは悪性。 非H […] 続きを読む
胸腺上皮性腫瘍(胸腺腫、胸腺癌、神経内分泌腫瘍)の画像診断 更新日:2023年1月5日 公開日:2014年12月26日 胸部 前縦隔悪性腫瘍 前縦隔悪性腫瘍には大きく3つある。 胸腺上皮性腫瘍・悪性胚細胞性腫瘍・悪性リンパ腫の3つ。 治療法が異なるため、鑑別が重要。 胸腺上皮性腫瘍 胸腺腫 腫瘍化した胸腺上皮にリンパ球が混在。 膜内に留まるもの […] 続きを読む
胸部(肺)CTの正常解剖ツール 更新日:2018年5月21日 公開日:2014年12月26日 胸部 胸部CT正常解剖・画像診断ツール 特徴 胸部CTの肺野条件の正常解剖のためのツールです。 色をつけなければわかりにくい、肺の動静脈および気管支の関係がよくわかります。 またそれにより規定される肺の区域の解剖 […] 続きを読む
【胸部CT】コンソリデーション(consolidation)とすりガラス影とは? 更新日:2017年9月30日 公開日:2014年12月24日 胸部 コンソリデーションconsolidationとすりガラス影 コンソリデーション(consolidation)は「容積減少を伴わず、肺血管の辺縁を覆い隠す肺野の吸収値の増大」と定義され、肺血管が埋もれて見えない状態。肺胞性 […] 続きを読む
二次小葉と小葉から見た所見の分布(小葉中心性、汎小葉性、小葉辺縁性、気管支血管束沿い、ランダム) 更新日:2022年10月28日 公開日:2014年12月24日 胸部 二次小葉とは? 二次小葉とは胸部CTの陰影の分布を理解する上で重要な肺の末梢の構造のことで、小葉間隔壁に囲まれた領域。 Miller、Reidによる定義がある。 Miller∋Reidなので、Millerで理解する。 終 […] 続きを読む
胸部CT画像を見る上で重要な肺の解剖とは?気道、実質、間質とは? 更新日:2022年9月24日 公開日:2014年12月24日 胸部 肺の解剖 気道、実質、間質に大きく分かれる。 気道 気道は、気管・中枢気管支と末梢気管支に分けられる。 分岐数と解剖名、線毛の有無については以下の通り。 http://fhugim.com/?p=1208より引用 17分 […] 続きを読む
乳癌放射線療法の合併症である放射性肺臓炎・器質化肺炎のCT画像診断 更新日:2017年8月7日 公開日:2014年12月14日 乳腺胸部 乳癌の放射線治療 乳癌の放射線治療には、術前照射と、術後照射がある。 特に乳房温存療法では、温存術の後に放射線治療を行なう。 合併症は急性障害と晩期障害に分けわれる。 乳がんの放射線治療の急性障害 放射性皮膚炎 乳房痛 […] 続きを読む
肺間膜(下肺靭帯)の解剖、画像診断(mesopulmonum) 更新日:2014年12月17日 公開日:2014年12月13日 胸部 肺間膜(下肺靭帯) ・肺門に出入りする気管支、肺動静脈、リンパ管、神経および肺門リンパ節は結合織に包まれて一束となり、肺根を形成する。 ・気管支、肺動脈、肺静脈の順に後方より位置する。 ・肺表面を覆う臓側胸膜は肺門で肺根 […] 続きを読む