転移性甲状腺腫瘍(甲状腺転移)の画像所見、画像診断 更新日:2014年8月9日 公開日:2013年10月4日 耳鼻咽喉科 転移性甲状腺腫瘍 ・甲状腺悪性腫瘍に占める転移の割合は1%未満。 ・主に血行性で、原発巣としては腎細胞癌、乳癌、肺癌、消化器癌が多い。 ・エコーで低エコー腫瘤もしくは橋本病類似のびまん性腫大を呈する。 ・CTでは正常甲状 […] 続きを読む
甲状腺のCT画像診断のポイントは?正常値は? 更新日:2017年9月2日 公開日:2013年10月4日 耳鼻咽喉科 甲状腺の正常値 正常の甲状腺重量は15~35gで、個人差が非常に大きい。 女性では月経や妊娠中に甲状腺が腫大する。 一般的に、甲状腺片葉の前後径が30mm以下、幅が20mm以下を正常、これより大きい場合を腫大という。 ま […] 続きを読む
甲状腺癌の画像診断、転移の特徴とは? 更新日:2021年2月8日 公開日:2013年10月4日 耳鼻咽喉科 甲状腺癌(thyroid cancer) もっとも頻度が高いのは乳頭癌(papillary carcinoma) 55〜80%。 ついで濾胞癌(follicular carcinoma)、未分化癌(undifferent […] 続きを読む
腹部の結核の画像診断(結核性リンパ節炎、結核性腹膜炎) 更新日:2015年9月25日 公開日:2013年10月3日 腹部 腹部の結核 消化管 リンパ節 腹膜 腸間膜 腹部実質臓器 が障害される。 続きを読む
食道癌のCT画像診断 更新日:2017年11月13日 公開日:2013年10月2日 腹部 食道癌の画像診断 原発巣の評価 多くは、CTにて、限局性もしくは全周性の壁肥厚所見として描出される。 正常の食道壁の厚さは約3mmとされており、5mmを超えると異常と考えるのが一般的 。※ただし虚脱している場合は評価困難 […] 続きを読む
(肝内)胆管内ガスの原因の鑑別、画像診断(pneumobilia) 更新日:2019年4月24日 公開日:2013年10月2日 救急腹部 胆管内ガス(pneumobilia)をみたら 胆管空腸吻合後 乳頭切開後 胆摘後 においては生理的に認められるので、病歴や手術歴をチェックする。 既往・手術歴ある場合は、左右に均等に認められるかもチェックする。 既往・手 […] 続きを読む
門脈内ガス、静脈内ガスの原因の鑑別診断、画像診断 更新日:2021年7月23日 公開日:2013年10月2日 救急腹部 門脈内には通常ガスを認めません。 CT画像などで門脈内にガスを認めた場合、門脈ガス(門脈気腫)と表現されます。 この門脈ガス(門脈気腫)にはどのような原因があるのでしょうか? またどのような画像所見になるのでしょうか? […] 続きを読む
脳血流シンチの画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月6日 公開日:2013年10月1日 核医学 脳血流シンチグラフィ 主に脳血管障害、認知症で撮影される。 脳血管障害では手術適応の有無に重要。予備能を見るためにアセタゾラミド®︎を負荷することがある。 認知症では、アルツハイマー病、DLB、認知症を伴うパーキンソン病 […] 続きを読む
(腎性)低尿酸血症に合併した運動後腎不全(運動後急性腎不全)の画像診断 更新日:2014年10月16日 公開日:2013年10月1日 救急泌尿器 低尿酸血症 ・血清尿酸値2.0mg/dl以下と定義される。 ・頻度は健康診断や外来で0.14~0.4%。入院患者では1~2.5%。 ・2型ある。 1、尿酸排泄亢進型:腎臓における尿酸排泄が亢進。腎性低尿酸血症が代表。 2 […] 続きを読む
子宮筋腫赤色変性とは?画像診断のポイントは?(CT,MRI所見) 更新日:2018年12月28日 公開日:2013年9月30日 婦人科救急 子宮筋腫赤色変性 子宮筋腫はさまざまな変性をきたすが、その中で子宮筋腫赤色変性は臨床所見や画像所見に特徴がある変性である。 割面が暗赤色を呈するためこう呼ばれる。 筋腫の静脈閉塞による出血性梗塞。 頻度は子宮筋腫の3%。 […] 続きを読む