脳出血の血腫の増大を予測する所見 更新日:2014年8月4日 公開日:2014年3月3日 救急頭部 ・脳内血腫では4割程度が発症3時間以内に増大する。 ・神経症状の悪化がある場合には、CT再検を行う。 ・血腫の増大を予測する所見として、 ・CTAや造影CTにおいて、血腫内に造影される構造が認められること(CTA sp […] 続きを読む
脳出血のCT所見の経時的変化とCT値の関係(石灰化との鑑別) 更新日:2016年10月28日 公開日:2014年3月3日 救急頭部 脳出血とCT値 CTにおいて急性期出血は高吸収を示す。これは血液が血管外に漏出後、血漿成分が吸収され、ヘマトクリット値(Ht)が上昇するから。 脳実質のCT値は白質30〜34HU、灰白質37〜40HU程度であり、脳実質内 […] 続きを読む
硬膜動静脈瘻の画像診断(dural arteriovenous fistula:AVF) 更新日:2021年2月8日 公開日:2014年3月3日 救急頭部 硬膜動静脈瘻(dural arteriovenous fistula:AVF) 硬膜静脈壁に異常な血管網→動静脈短路を形成。 ▶︎硬膜に沿う異常血管 http://www.thebarrow.org/Neu […] 続きを読む
Roux-en-Y術後の内ヘルニアの画像診断 更新日:2021年12月5日 公開日:2014年3月1日 救急腹部 Roux-en-Y術後の内ヘルニア 外科手術後の解剖学的変化を起因とする内ヘルニアには数多くの種類があるが、臨床的に重篤な絞扼性腸閉塞を発生する頻度が高く重要なのが、Roux-en-Y術後の内ヘルニア。 Roux-e […] 続きを読む
内ヘルニアの分類は?絞扼性イレウスになる? 更新日:2017年7月7日 公開日:2014年2月26日 救急腹部 内ヘルニアの定義は?外ヘルニアとの違いは? 内ヘルニアとは? 腹膜臓器が 腹腔内の陥凹部(腹膜窩) 腸間膜などの欠損部(異常裂孔) いずれかに入り込んだ状態。 ここまでわかる急性腹症のCTより引用改変。 ・外ヘルニアとの […] 続きを読む
延髄内側梗塞とは?画像診断のポイントは?(Dejerine症候群) 更新日:2019年4月17日 公開日:2014年2月25日 救急頭部 延髄内側梗塞とは? 高齢者>>若年成人に発症する。 栄養血管は、椎骨動脈 V4から分岐する延髄傍正中動脈閉塞あるいは脳底動脈。両側性のこともある。 アテローム硬化性変化(延髄傍正中動脈の分枝粥腫型梗塞)> […] 続きを読む
延髄外側梗塞の画像診断(Wallenberg症候群) 更新日:2014年10月16日 公開日:2014年2月25日 救急頭部 延髄外側梗塞 ・若年成人>>高齢者。 ・椎骨動脈V4もしくは後下小脳動脈から分岐する延髄短回旋・長回旋動脈閉塞。 ・椎骨動脈解離>>アテローム硬化性変化 ・Wallenberg症候群と呼ばれる。 […] 続きを読む
脳幹梗塞(延髄・橋・中脳)の画像診断、支配血管まとめ 更新日:2018年6月21日 公開日:2014年2月24日 救急頭部 脳幹梗塞(延髄・橋・中脳)とは?特徴は? 脳幹梗塞は椎骨脳底動脈系からの回旋枝が原因血管となる。 後下小脳動脈、上小脳動脈には、Normal variation が多い。 虚血強度が弱め、DWIでも異常信号の出現ま […] 続きを読む
細胞性浮腫と血管性浮腫の違いは?DWIとADCとの関係は? 更新日:2021年2月8日 公開日:2014年2月24日 救急頭部 細胞性浮腫と血管性浮腫とは? 正常ではこのように、細胞の間を水は移動しています。 細胞性浮腫が起こると 細胞性浮腫が起こるとこのように 細胞が膨張し、 細胞間隙が狭くなり、 拡散低下します。 つまり、DWIにて高信号を示 […] 続きを読む
超急性期脳出血のMRI画像所見は?ポイントはねずみ色!? 更新日:2019年6月14日 公開日:2014年2月24日 救急頭部 超急性期脳出血のMRI所見は? 超急性期脳出血の特徴は? ・発症直後から信号変化を認める(梗塞だと信号変化が出現するまでに、DWIでも30分程度はかかる。) T2強調画像(T2WI) 中等度高信号(オキシヘモグロビン) […] 続きを読む