直腸カルチノイド(NET)とは?症状、画像診断、治療は? 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年4月23日 腹部 直腸カルチノイドとは? ・カルチノイドの好発部位は、直腸と胃。ついで十二指腸。 ・カルチノイドは粘膜深層部から発生する。主として粘膜下層に浸潤するので黄白色の粘膜下腫瘍の形態をとることが多い。 ・主訴は下血が多い […] 続きを読む
静脈硬化性大腸炎の症状、好発部位、画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年4月23日 腹部 静脈硬化性大腸炎(Phlebosclerotic colitis) 2000年Yaoらにより提唱された疾患。それ以前は、静脈硬化症(Phlebosclerosis)などと呼ばれていた。 疾患の主座は腸間膜の静脈硬化症に基 […] 続きを読む
gasless abdomenの画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年4月23日 救急腹部 gasless abdomenとは? 腹部単純X線写真において腹部のガス像がほとんど消失している状態。 腸管内は水分で満たされており、嘔吐によるガスの消失を示す所見。 正常と見誤りやすいので注意が必要。 絞扼性イ […] 続きを読む
食道癌の症状は?診断、治療まとめ! 更新日:2021年11月15日 公開日:2015年4月13日 腹部 食道癌の特徴及び症状 飲酒歴や喫煙歴のある中高年の男性に多く、男女比は、5:1で、男性に多い。 扁平上皮癌が9割と最も多い。 胸部中部食道が好発部位で約5割を占める。次いで、胸部下部食道に多い。 飲酒歴や喫煙歴の他、野菜 […] 続きを読む
腰ヘルニアとは?好発部位は?画像診断のポイントは? 更新日:2024年12月17日 公開日:2015年4月6日 腹部 腰ヘルニアとは? 側腹部に生じるまれな腹壁ヘルニア。 術後の腸骨稜の欠損による二次性ものや特発性のものがある。 臀部の軟部腫瘤としてCTやMRIで発見されることが多い。 特発性のものは側腹部の2個所の脆弱部に生じや […] 続きを読む
胆管周囲嚢胞(peribiliary cyst)の画像診断 更新日:2021年7月23日 公開日:2015年3月18日 腹部 胆管周囲嚢胞(peribiliary cyst) 肝内胆管壁外の胆管周囲付属腺(peribiliary glands)の嚢胞状拡張。 肝門部よりに分布し、胆管性過誤腫よりも中枢側に存在する。 多くは2-25mm。 肝硬変 […] 続きを読む
網嚢とは?網嚢内血腫のCT画像所見とは? 更新日:2022年10月5日 公開日:2015年3月18日 腹部 網嚢(omental bursa) 胃の後方に位置する空間で、腹膜腔と連続している。 入口は、網嚢孔(epiploic foramen,Winslow’s foramen)と呼ばれ、肝十二指腸靭帯(小網)の背 […] 続きを読む
家族性大腸腺腫症、家族性腺腫性ポリポーシスの疫学、症状、合併症、画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年3月4日 腹部 家族性大腸腺腫症(FAP:familial adenomatous polyposis syndrome) ・癌抑制遺伝子であるAPC遺伝子(第5q染色体)の機能失活により引き起こされる遺伝性疾患。 ・大腸全体に100個 […] 続きを読む
Caroli病(カロリ病)とは?画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年3月4日 腹部 Caroli病(Caroli disease) 肝内胆管系が非閉塞性の嚢状拡張をきたす代表的な疾患。 常染色体劣性遺伝。 多くは成人発症、時に新生児や乳児発症あり。 単純型と肝線維症型に分類される。 単純型は中枢側の胆管 […] 続きを読む
Peutz-Jeghers症候群の症状、合併症、治療 更新日:2016年8月18日 公開日:2015年3月4日 腹部 Peutz-Jeghers症候群(PJS) ・常染色体優性遺伝(出現頻度は100%に近い) で、原因遺伝子は、LKB1/STK11。 ・消化管ポリポーシスの一つ。 ・消化管過誤腫性ポリープの一種であり、10-20歳代 […] 続きを読む