「心血管」の記事一覧

心臓血管肉腫とは？画像所見の特徴は？

心臓血管肉腫とは？心臓腫瘍はほとんどが転移性であり、心臓原発腫瘍自体非常に稀な疾患であり、0.001-0.003％。中でも良性が75%を占め、悪性は25%。悪性の中で最多なのがこの心臓血管肉腫で、悪性の中で35%程 […]

大動脈瘤とは大動脈にできたコブのことです。コブが大きくなり、破裂してしまうと即、命に関わる病気です。コブは通常、無症状のことが多いので、高血圧などのリスクがある人は、定期的にエコーなど検査をして、この病気があることを […]

心大血管の勉強をしていると、大動脈解離や、大動脈瘤などの頁に、 PAU ULP という言葉が出てきます。両方とも壁が欠損しているように見え、一見似ていますが、実は全く異なるものです。そこで今回は、PAUとULPの違い […]

胸痛を起こす病気の中で、命に関わる非常に重篤な病気としては、急性冠症候群大動脈解離肺塞栓症緊張性気胸の４つが代表として知られており、早期診断・早期治療が非常に重要です。今回は、中でも胸や背部が裂けるように痛 […]

左下大静脈(left inferior vena cava)とは？全人口の0.2%程度に見られる。右主静脈(cardinal vein)の消退および、左主静脈(cardinal vein)の残存により、下大静脈が腹部 […]

肋骨侵食像(rib notching)とは？・小児期以降で、第3-9肋骨下面が虫食い状(波状)にくぼみが見え、これは肋間動脈が側副路として発達(拡張)することによって生じる。・肋間動脈が原因であることが多いが、静脈、 […]

心臓MRI検査のうち、瘢痕や梗塞の描出に優れている撮像法に遅延造影があります。今回は、この心臓MRI検査における遅延造影検査についてどんなものか適応パターンからわかる疾患注目される理由をまとめてみました。

肥大型心筋症(hypertrophic cardiomyopathy) ・心筋症の一つ。・サルコメア関連遺伝子の異常の報告あり。・サルコメア関連遺伝子などが同定されている場合、蓄積疾患や心臓外病園を有する全身疾患など […]

冠動脈起始異常(anomalous origin of coronary artery) ・稀な病態で、0.3-1%程度に見られる。・通常無症状だが、心筋虚血〜梗塞になることあり。・若年者の突然死の報告あり。・右冠 […]

心臓を栄養する血管を冠動脈と言います。冠動脈血管造影検査（CAG）や心臓ドックでもある冠動脈CTでは、この冠動脈のどこに狭窄やプラークがどの程度あるのかを見る検査です。その際に、狭窄やプラークがどこにあるかを、冠動脈 […]