前十字靭帯断裂のMRI画像診断のポイントは?(ACL断裂) 更新日:2022年8月25日 公開日:2014年4月8日 整形外科 前十字靭帯(ACL)と後十字靭帯(PCL) PCLよりもACLの方が細い。細いので切れやすい。 十字靭帯損傷のうち多くてもPCLは2割。8割以上がACL損傷-断裂。 なので臨床上重要なのはACLであり、必ず描出をする。少 […] 続きを読む
聴神経腫瘍/聴神経鞘腫とは?MRI画像診断のポイントは? 更新日:2023年2月9日 公開日:2014年3月28日 頭部 聴神経腫瘍/聴神経鞘腫 acoustic neurinoma/vestibular schwannoma。 原発性脳腫瘍の約8%を占め、小脳橋角部腫瘍の75%は聴神経腫瘍。参考)小脳橋角部における腫瘍の頻度 好発年齢は3 […] 続きを読む
前立腺癌のMRI画像診断のポイント!T3a(被膜外浸潤)が重要。 更新日:2021年10月11日 公開日:2014年3月25日 泌尿器 前立腺がんは一般的に予後の良いがんで知られています。 腫瘍マーカーであるPSAが4.0ng/ml以上であるときに、引っかかることが多く、その後の方針は施設によっても異なりますが、前立腺の生検や前立腺のMRI検査が行われま […] 続きを読む
【動画解説】脳梗塞のMRI,CT画像の経時的変化まとめ 更新日:2023年5月3日 公開日:2014年3月17日 救急頭部 脳梗塞が起こるとCTやMRIと言った画像で診断を行いますが、この信号のパターンは時間が経過するごとに変化します。 そのパターンを抑えることにより、この信号パターンはこの時期であろう!と脳梗塞が起こってからのおおまかな時間 […] 続きを読む
脳出血のCT所見の経時的変化とCT値の関係(石灰化との鑑別) 更新日:2016年10月28日 公開日:2014年3月3日 救急頭部 脳出血とCT値 CTにおいて急性期出血は高吸収を示す。これは血液が血管外に漏出後、血漿成分が吸収され、ヘマトクリット値(Ht)が上昇するから。 脳実質のCT値は白質30〜34HU、灰白質37〜40HU程度であり、脳実質内 […] 続きを読む
脳膿瘍のMRI画像診断のポイントは? 更新日:2023年4月6日 公開日:2014年2月24日 頭部 脳膿瘍(brain abscess) 感染経路は血行性もしくは直接進展(副鼻腔,中耳乳突蜂巣)、開頭術後。約1/4は感染源が特定できない。 病理像は脳炎(2週間)→壊死および被包化膿瘍(2週間以降)。 単発のことも多発の […] 続きを読む
浸潤性乳管癌とは?分類・MRI画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月6日 公開日:2014年2月14日 乳腺婦人科 浸潤性乳管癌(Invasive ductal carcinoma) 乳癌全体の8割を占める。 ・癌細胞が間質(筋上皮細胞層および基底膜を破って進展)に浸潤しているもの。そのため、リンパ節転移や他臓器転移のリスクあり。 […] 続きを読む
非浸潤性乳管癌(DCIS)とは?マンモグラフィー、MRI画像診断の特徴は? 更新日:2021年2月6日 公開日:2014年2月14日 乳腺 非浸潤性乳管癌(DCIS:ductal carcinoma in situ) Noninvasive ductal carcinoma、DCIS:ductal carcinoma in situと呼ばれる。 非浸潤癌は乳 […] 続きを読む
巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎) の画像診断のポイントは? 更新日:2021年6月5日 公開日:2014年1月24日 頭部 巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)(giant cell arteritis/temporal arteritis) 主に50歳以上の高齢者に発症する中型および大型の動脈の炎症。 家系内集積の例も報告されており、 HLA-DR […] 続きを読む
特発性眼窩炎症(眼窩炎症性偽腫瘍)のMRI画像診断(眼窩腫瘍の鑑別) 更新日:2023年1月25日 公開日:2013年12月9日 頭部 特発性眼窩炎症とは 眼窩炎症性偽腫瘍とも呼ばれる。 眼窩に発生する原因不明の非肉芽腫性病変。 比較的急性発症の眼窩疼痛、眼球突出、眼球運動障害、結膜炎、眼窩腫脹が見られる。 通常は一側性。 中年に多い。 眼窩腫瘤の3番目 […] 続きを読む