頸動脈プラークのMRI画像診断、狭窄率、治療法(Black-blood法:BB法) 更新日:2017年11月10日 公開日:2013年9月2日 頭部 頸動脈分岐部病変 頸動脈分岐部はアテローム動脈硬化性病変ができやすい。 脳虚血症状の原因となる。1つは内腔の狭窄・閉塞による脳血液量の低下、もう1つは、塞栓を生成してartery -to-artery embolismの […] 続きを読む
腸管壁の3層構造とは? (腸炎、憩室炎の画像所見/結腸癌) 更新日:2022年3月4日 公開日:2013年9月2日 救急腹部 腸管壁の3層構造とは? 3層構造とは、造影効果の 高い内層(粘膜層)、 低い中間層(粘膜下層、(筋層)) 高い外層((筋層)、漿膜下層) ※つまり、内側から白→黒→白に見える。 炎症性疾患、虚血性疾患では粘膜下組織浮腫、 […] 続きを読む
結腸憩室炎のCT画像診断のポイントは?症状、治療は? 更新日:2019年1月11日 公開日:2013年9月2日 救急腹部 結腸憩室炎(colonic diverticulitis) 大腸憩室に糞便などによる閉塞→二次的な感染により生じる。 中年以降に最も多い。 憩室の部位は日本人だと右結腸に70%、左結腸、全結腸にそれぞれ15%みられる。た […] 続きを読む
肺胞蛋白症とは?CT画像診断のポイントは?crazy paving appearanceとは? 更新日:2021年2月6日 公開日:2013年9月2日 胸部 肺胞蛋白症(PAP:pulmonary alveolar proteinosis) サーファクタント(リン脂質)過剰産生や吸収障害が原因。 このリン脂質が肺胞にたまり、これがPAS染色で陽性となる。 原発性(自己免疫性) […] 続きを読む
crazy-paving pattern/appearanceとは?画像診断、鑑別診断 更新日:2023年4月19日 公開日:2013年9月2日 胸部 crazy-paving pattern/appearanceとは? 訳すと「ふぞろいな敷石やタイルによる舗装(面)」 CTではGGO内に比較的smoothな線状影がネットワーク状に重なって認められる所見である。netw […] 続きを読む
脳MRIで見られる血管周囲腔とは?画像のポイントは? 更新日:2022年12月16日 公開日:2013年9月2日 頭部 血管周囲腔(Perivascular space)とは? 髄質動脈の血管拍動の影響により、周囲が拡大したものを血管周囲腔という。 血管拍動の影響の他、脳血液関門の障害に伴って血管透過性が亢進したり、アミロイドβタンパクが […] 続きを読む
BI-RADS MRIに基づいた乳腺MRI読影法 associated findings 更新日:2017年2月23日 公開日:2013年8月30日 乳腺 associated findings 以下のような所見があればT2強調像やT1強調像なども併せて評価をして、記載する。 Associated findings edema 浮腫 skin retraction 皮膚 […] 続きを読む
肺水腫のCT画像診断、原因(心原性、左心不全)は? 更新日:2023年11月3日 公開日:2013年8月11日 救急胸部 肺水腫とは? 正常ならば、血管外に漏出した水分は、リンパ路によって速やかに取り除かれる。 肺水腫とは「血管から間質へ流出する水分量」>「リンパ路によって取り除かれる水分量」の状態になると起こる。(処理しきれなくなって、肺 […] 続きを読む
気管腫瘍、気管支内腫瘍、気道内腫瘍の鑑別診断 更新日:2022年9月9日 公開日:2013年8月6日 胸部 気管腫瘍、気管支内腫瘍、気道内腫瘍(Tracheal tumors) 呼吸器腫瘍の2%程度とまれ。 成人の場合90%以上が悪性腫瘍。 咳嗽や喘鳴、血痰などの症状を呈する。 喘息と誤診されることがあるので注意。 気管腫瘍の […] 続きを読む
気道の狭窄、石灰化を見たら鑑別に挙げる疾患 更新日:2022年9月9日 公開日:2013年8月6日 胸部 気道の狭窄、石灰化を見たら 再発性多発性軟骨炎(relapsing polychondritis) アミロイドーシス 気管気管支軟化症(tracheobronchomalacia) 骨軟骨形成性気管気管支症(trache […] 続きを読む