耳下腺腫瘍の鑑別診断のポイントは? 更新日:2016年5月27日 公開日:2013年12月17日 耳鼻咽喉科 耳下腺腫瘍総論 まず、唾液腺とは? 大唾液腺:耳下腺・顎下腺、舌下腺 小唾液腺:口腔・咽頭・喉頭・副鼻腔・気管に分布 にわけられる。耳下腺は大唾液腺に分類。 耳下腺腫瘍の局在 顔面神経と耳下腺管 下顎後静脈と補助線 何が […] 続きを読む
縦隔腫瘍の年齢、併存疾患、腫瘍マーカーなどによる鑑別のヒント 更新日:2023年1月5日 公開日:2013年12月16日 胸部 年齢による鑑別 30歳以上→胸腺腫、胸腺癌 40歳以下→胚細胞性腫瘍 すべての年齢→悪性リンパ腫、神経原性腫瘍、縦隔内甲状腺腫 その他による鑑別 重症筋無力症、赤芽球癆→胸腺腫(胸腺癌ではMGはない)、胸腺過形成 ストレ […] 続きを読む
縦隔疾患の内部構造による鑑別 更新日:2015年2月18日 公開日:2013年12月16日 胸部 内部構造による鑑別 嚢胞性 ・胸腺嚢胞 ・心膜嚢胞 ・皮様嚢胞 ・嚢胞性腫瘍(胸腺腫、胚細胞性腫瘍) 脂肪 ・奇形腫 ・皮様嚢腫 ・脂肪腫 ・脂肪肉腫 ・胸腺脂肪腫(神経原性腫瘍) ・心外膜脂肪塊(真の腫瘍ではない) ・ […] 続きを読む
前・中・後縦隔の横断像CTによる解剖区分図!鑑別疾患は?画像所見は? 更新日:2017年8月3日 公開日:2013年12月16日 胸部 縦隔の分類 縦隔は肺を除くすべての胸部内臓および構造を含む領域。 前方は胸骨,後方は胸椎体前面,上方は胸郭入口部,下方は横隔膜で囲まれた領域と定義される。 前縦隔・・・気管前面から心臓後面で形成される線より腹側 後縦隔・ […] 続きを読む
縦隔成熟嚢胞性奇形腫とは?画像診断のポイントは? 更新日:2023年1月5日 公開日:2013年12月16日 胸部 縦隔成熟嚢胞性奇形腫(mature cystic teratoma) 性腺以外に発生する胚細胞腫瘍はextragonadal germ cell tumorsとよばれる。 胚細胞腫瘍の1-3%を占める。奇形腫と悪性胚細胞 […] 続きを読む
縦隔リンパ管腫の画像診断(lymphangioma) 更新日:2015年1月5日 公開日:2013年12月16日 胸部 縦隔リンパ管腫(lymphangioma) ・稀な良性の先天奇形のひとつ。 ・多房性あるいはスポンジ状に集積した高分化なリンパ組織が局所的に増殖することで形成される。 ・2歳くらいまでの小児期に発見されやすく、頸部や腋窩 […] 続きを読む
側方髄膜瘤の画像診断(lateral meningocele) 更新日:2014年11月28日 公開日:2013年12月16日 胸部 側方髄膜瘤(lateral meningocele) ・軟髄膜が椎間孔あるいは椎体の欠損部位から異常なヘルニアを起こした状態。 ・神経線維腫症(neurofibromatosis)に合併して起こりやすい。 ・軟髄膜の脱出 […] 続きを読む
気管支原性嚢胞の画像診断 更新日:2021年2月6日 公開日:2013年12月16日 胸部 気管支原性嚢胞(bronchogenic cyst) 食道重複嚢胞や神経腸管嚢胞などと同様に前腸(foregut)に由来し、その中で最も頻度が高い。 全縦隔腫瘍の4-6%。 90%以上が中縦隔(80%)や肺内(15%)に […] 続きを読む
縦隔嚢胞性疾患総論 更新日:2015年1月6日 公開日:2013年12月16日 胸部 縦隔嚢胞性疾患総論 ・気管支原性嚢胞、心膜嚢胞、胸腺嚢胞が高頻度。 ・いずれもCTにてlow、内部に造影効果なし、境界明瞭な薄壁の被膜に囲まれた嚢胞性腫瘤を呈する。T2WI high、T1WI low。内部が高蛋白、出血 […] 続きを読む
胸腺嚢胞の画像診断(thymic cyst) 更新日:2023年1月5日 公開日:2013年12月16日 胸部 胸腺嚢胞(thymic cyst) 胸腺は発生過程で尾側方向へ移動し、最終的に前縦隔に位置する。 胸腺嚢胞は、この過程で遺残した組織から発生し、下頸部から縦隔上部のいずれの部位にも生じる。 このような先天性のものが多いが […] 続きを読む