側方髄膜瘤(lateral meningocele)
・軟髄膜が椎間孔あるいは椎体の欠損部位から異常なヘルニアを起こした状態。
・神経線維腫症(neurofibromatosis)に合併して起こりやすい。
・軟髄膜の脱出であるため、内部は脳脊髄液で満たされている。このためMRIでは腫瘤と脊髄腔との連続性がわかりやすい。
・頻度が高い神経原性腫瘍との鑑別が問題となるが、神経原性腫瘍は軟部組織の吸収値を呈し、一般に造影効果を持つため、鑑別は容易なことが多い。
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・軟髄膜が椎間孔あるいは椎体の欠損部位から異常なヘルニアを起こした状態。
・神経線維腫症(neurofibromatosis)に合併して起こりやすい。
・軟髄膜の脱出であるため、内部は脳脊髄液で満たされている。このためMRIでは腫瘤と脊髄腔との連続性がわかりやすい。
・頻度が高い神経原性腫瘍との鑑別が問題となるが、神経原性腫瘍は軟部組織の吸収値を呈し、一般に造影効果を持つため、鑑別は容易なことが多い。