大腿部の筋肉は大きく
- 前部の筋肉(伸展筋群)
- 内側部の筋肉(内転筋群)←
- 後部の筋肉(屈曲筋群)
に分けられます。
今回はこの中でも内側部の筋肉(内転筋群)についてまとめます。
内側部の筋肉(内転筋群)には
- 大内転筋
- 短内転筋
- 長内転筋
- 恥骨筋
- 薄筋
などの筋肉が含まれ、主に股関節の内転を行います。これらの筋肉は歩行時や、体が横に移動する動きの安定性を助けます。
大腿内側部の筋肉(内転筋群)のMRI画像の解剖
大腿のCTやMRI画像を読む上で大腿内側部の筋肉(内転筋群)がどの場所にあるのか解剖をチェックしましょう。
解剖がよく理解できるように大腿の実際のMRI画像の大腿内側部の筋肉(内転筋群)すべてに色を付けてみました。
MRIの横断像で大腿内側部の筋肉(内転筋群)の5つの筋肉に色を付けると以下のようになります。
赤色:大内転筋
黄土色:短内転筋
ピンク色:長内転筋
空色:薄筋
緑色:恥骨筋
です。
自分でMRI画像をスクロールしてコロコロ連続画像で見たい方はこちら→大腿内側部の筋肉(内転筋群)のMRI画像の解剖
それぞれのみに色を付けた画像はこちら
CTやMRI画像を読影する際に解剖の確認にお役立ていただけると幸いです。