先天性横隔膜ヘルニアの症状、合併症、画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年4月22日 小児救急 先天性横隔膜ヘルニア ・横隔膜の欠損部から胸腔内に腸管などが逸脱する疾患。逸脱臓器による圧排により気道の発達以上、肺低形成をきたす。 ・2500人に1例の割合。男女比は2:1。 ・胎生初期には、胸膜腹膜孔と呼ばれる横隔膜 […] 続きを読む
壊死性腸炎の症状、危険因子、画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年4月21日 小児救急 壊死性腸炎(NEC:necrotizing enterocolitis) 出生体重2500g以下の未熟児、妊娠週数37週未満の早期産児に多い。 出生体重1500g以下の10%に認め、心奇形を持つ満期産児の10%に認める […] 続きを読む
気管支異物とは?症状、原因、レントゲン画像(異物誤飲)まとめ! 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年4月17日 小児救急胸部 気管支異物(異物誤飲) 約80%は3歳までに発症し、1歳台が最も多い。 3歳以下では8割がピーナッツなどの食物。 4歳以上ではおもちゃなど、食べ物でないことが多い。 症状は咳嗽や呼吸困難、チアノーゼなど […] 続きを読む
気管支閉鎖症とは?画像診断のポイントは? 更新日:2022年5月30日 公開日:2015年4月15日 小児胸部 気管支閉鎖症(bronchial atresia) 発生異常により、葉気管支、区域気管支が閉鎖したもの。 末梢組織からの分泌液の貯留によって気管支の拡張を示す。 約半数は小児期に発見され、成人の場合は40歳までに発見され […] 続きを読む
髄鞘化のMRI画像診断と年齢(myelination、発達、遅延) 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年2月16日 小児頭部 髄鞘化 ・MRIにより髄鞘化を捉えることができる。 ・新生児は脳のMRI信号のパターンが成人とは逆。 続きを読む
先天性胆管拡張症(総胆管嚢腫)の画像診断、原因、症状、治療 公開日:2015年2月4日 小児腹部 先天性胆管拡張症(総胆管嚢腫)(congenital bile duct dilatation:CBD) ・膵・胆管合流異常症により膵液が胆道へ逆流し、胆管が拡張したもの。 ・10歳以下に好発する。 ・3割が4歳以下、6 […] 続きを読む
神経芽腫の症状、画像診断、転移、予後 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年2月3日 小児 神経芽腫(神経芽細胞腫、Neuroblastoma) ・小児でもっとも多い腹部腫瘍(1/8000の頻度)。 ・表面不整な腹部腫瘤として発症する。増大すると正中線を超えることがある。 ・腫瘍が産生するVIPのため、難治性下 […] 続きを読む
肝芽腫の症状、合併症、治療、予後、画像診断 公開日:2015年2月3日 小児 肝芽腫(hepatoblastoma) ・小児悪性腫瘍の2.5%。 ・小児肝悪性腫瘍で最多でその頻度は8割。次に肝細胞癌。 ・小児腹部腫瘤としては、神経芽腫、腎芽腫に次いで3番目に多い。 ・肝細胞から発生する。発生機序は […] 続きを読む
腎芽腫(Wilms腫瘍)の症状、年齢、画像診断、治療 公開日:2015年2月3日 小児 腎芽腫(Wilms腫瘍) ・胎児期の腎組織の遺残(後腎芽組織)から発生。ここから前癌病変(Nephrogenic rest)が発生し、なんらかの刺激により腫瘍化したもの。 ・小児悪性腎腫瘍の9割を占める。 ・8割は1- […] 続きを読む
腸重積とは?CT画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月7日 公開日:2014年7月23日 小児腹部 腸重積(intussusception) 腸重積とは、腸管が遠位の腸管に望遠鏡を折りたたむように嵌入した状態。 嵌入する腸管をintussusceptum(嵌入部)、嵌入される腸管をintussuscipiens(嵌入鞘 […] 続きを読む