画像診断まとめ

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「頭部CT」の記事一覧

篩骨洞のCT画像における正常解剖

篩骨洞は篩骨の中に位置し、篩板、垂直板、左右の蜂巣によって構成されています。 篩骨洞のCT画像における正常解剖についてまとめました。 まずは冠状断像から見ていきましょう。 篩骨洞のCT画像における正常解剖(冠状断像) 解 […]

鼻腔のCT画像における正常解剖

副鼻腔の単純CTの冠状断像の画像を用いて鼻腔の正常解剖について見ていきましょう。 動画解説しましたので、動画を見た上で読んだ方が頭に入るかも知れません。 まず、上から 上鼻甲介 中鼻甲介 下鼻甲介 と三つの隆起があります […]

強膜バックリングのCT画像所見

強膜バックリングのCT画像所見 網膜剝離の治療法の一つに強膜バックリングがある。 シリコンの手術材料(シリコンラバーやシリコンスポンジ)を強膜に縫い付けることで眼球を一部くぼませて眼球内部に隆起を作り、剥離部の穴を眼の外 […]

眼球癆とは?画像所見は?

眼球癆(phthisis bulbi)と画像所見 過去の外傷や、出血、感染による眼球障害の終末像を眼球癆(がんきゅうろう)と言う。 CTで眼球に異栄養性の石灰化を伴う眼球の変形、萎縮、壁の不整な肥厚として認められる。 症 […]

造影剤による頭部CTの高吸収

アンギオグラフィや胸腹部の造影CT検査後に単純CTを撮影すると、造影剤が血管内に残存していることがあり、高吸収を示す。 ミエログラフィ後も脳槽が高吸収となる。 MRIの造影剤もGdを使用しているため、高吸収となる。ただし […]

隆鼻術後のCT画像所見

隆鼻術後(postoperative condition of rhinoplasty)のCT画像所見 鼻を高くする隆鼻術は2016年の米国において3番目に多い美容整形手術であり、頭部CTで偶発的に指摘されることがしばし […]