画像診断まとめ

画像診断まとめサイトです。CTおよびMRIの画像診断に必要な知識および実際の画像を主に掲載しています。

「消化器」の記事一覧

腸管壁のfat halo sign(target fat pattern)とは?CT所見と原因・正常変異

腹部CTで腸管の粘膜下層に脂肪がみられるfat halo sign(target fat pattern・submucosal fat deposition)とは何か。三層構造の成り立ちとwater halo signとの違い、炎症性腸疾患・放射線腸炎・化学療法後などの原因と、肥満に関連した正常変異としての意義を症例画像で解説します。

PTPシート(薬の包装)誤飲はレントゲンに写る?CT画像所見のポイントと食道穿孔の危険

PTPシート(薬の包装シート・ヒート)の誤飲とは。高齢者に多く食道穿孔の危険があること、レントゲンでは写りにくくCTが有用な理由、CTで錠剤と空気が作る特徴的な見え方とウィンドウ調整、材質による見え方の違い、内視鏡での摘出を症例画像で解説します。

胆管・肝動脈の北回り・南回り(supraportal/infraportal)とは?術前CTでの見方

胆道外科手術で重要な胆管・肝動脈の北回り(supraportal type)・南回り(infraportal type)とは何か。右後区域胆管枝・左外側区域胆管(B3)・右肝動脈後区域枝の門脈との位置関係と頻度、肝切除範囲や胆管切離への影響、術前CTでの確認方法を解説します。

胃癌の造影CT所見とは?遠隔転移・腹膜播種・術後再発のCT画像診断のポイント

先に結論:胃癌の術後再発と遠隔転移 胃癌(原発巣)は造影CTで限局した胃壁の肥厚と強い造影効果として見えますが、早期胃癌や小さな腹膜播種はCTでは見えにくいです 胃癌の再発は、他の癌と違い腹膜播種が最も多く(再発の約半数 […]
食道癌治療後の局所再発と転移のCT画像診断のポイント

食道癌治療後の局所再発と転移のCT画像診断のポイント|術後の胸部CTの見方

先に結論:食道癌治療後の再発と転移 食道癌の再発は術後2〜3年以内に多く、リンパ節再発(頸部・反回神経周囲・腹部など)と遠隔転移(肺・肝・骨・脳・副腎)をCTで定期的に確認します 上部食道癌では頸部・上縦隔、下部食道癌で […]
PanIN(膵上皮内腫瘍性病変)とは?膵癌の前駆病変と早期膵癌を示唆するCT・MRI所見

PanIN(膵上皮内腫瘍性病変)とは?膵癌の前駆病変と早期膵癌を示唆するCT・MRI所見

膵癌の前駆病変として最も多いPanIN(膵上皮内腫瘍性病変)とは何か。低異型度・高異型度の分類と浸潤癌への進展、IPMN・MCNなど他の前駆病変、限局性膵萎縮・主膵管狭窄と上流の拡張・膵嚢胞など早期膵癌を示唆するCT・MRI所見を解説します。

大腸癌の手術の種類まとめ|高位・低位前方切除術(HAR・LAR)の違い、ISR・マイルズ手術(APR)・ハルトマン手術

大腸癌(結腸癌・直腸癌)に対する術式を一覧で解説。高位前方切除術(HAR)と低位前方切除術(LAR)の違い(腹膜反転部)、超低位前方切除術・括約筋間直腸切除術(ISR)、腹会陰式直腸切断術(APR・マイルズ手術)、ハルトマン手術、結腸癌の右半結腸切除術などと術後の画像のポイントをまとめました。
大腸癌術後のCT画像診断|ステープルライン・implantation cyst・縫合不全・傍ストーマヘルニア

大腸癌術後のCT画像診断|ステープルラインとは・implantation cyst・縫合不全・傍ストーマヘルニア

大腸癌(直腸癌)術後のCT画像診断のポイント。吻合部のステープルラインとは何か、implantation cyst(吻合部嚢胞)や仙骨前軟部影など再発とまぎらわしい術後変化、オキサリプラチンによる肝類洞閉塞症候群、縫合不全・イレウス・傍ストーマヘルニアなどの合併症のCT所見を解説します。