Fitz-Hugh-Curtis症候群とは?CT画像診断のポイントは? 更新日:2023年11月19日 公開日:2016年9月9日 婦人科救急 Fitz-Hugh-Curtis症候群とは? クラミジア(Chlamydia trachomatis)や淋菌は骨盤腹膜炎を引き起こす。その骨盤腹膜炎(PID)が上行感染し、肝周囲の限局的な腹膜炎(肝周囲炎)を起こすことが […] 続きを読む
顆粒膜細胞腫の画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年8月4日 婦人科 顆粒膜細胞腫(granulosa cell tumor) ・性索間質腫瘍の1つ。 ・成人型(更年期から閉経後)と若年型(小児)に分けられる。 ・全卵巣腫瘍の1-2%で、そのうち95%は成人型。 ・境界悪性腫瘍に分類。 続きを読む
未熟奇形腫の画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年7月30日 婦人科 未熟奇形腫(immature teratoma) ・未熟な胎児成分を含む神経外胚葉組織。未熟な成分と成熟した胎児性成分を含む。 ・未熟な部位は大小の無数の嚢胞と充実部が混在する。 ・卵巣の奇形腫の中でも1%以下と稀。 ・ […] 続きを読む
卵巣粘液性嚢胞性腫瘍の画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年7月7日 婦人科 粘液性嚢胞性腫瘍(mucinous cystic tumor) ・粘液性腫瘍は表層上皮性・間質性腫瘍に分類され、悪性度により、 良性腫瘍→粘液性嚢胞腺腫 境界悪性腫瘍→粘液性嚢胞性腫瘍(境界悪性(低悪性度腫瘍)) 悪性腫 […] 続きを読む
処女膜閉鎖の画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年5月18日 婦人科 処女膜閉鎖(imperforate hymen) 処女膜は膣腔と膣前庭との間に存在する薄い膜。洞膣球の下端が尿生殖洞膜に開く部位に相当。胎生期に膣腔と尿生殖洞を隔てているが、通常出下時には開口する。 閉鎖したままの場合、 […] 続きを読む
卵巣静脈血栓の症状は?原因は?画像診断のポイントは? 更新日:2016年7月14日 公開日:2015年5月15日 婦人科腹部 卵巣静脈血栓 ・卵巣静脈内の血栓は、産褥期の合併症としてしばしば起こる。 ・分娩の0.05-0.18%に合併する。帝王切開後は1-2%に発生。分娩後48時間以内に好発する。 ・妊娠中の凝固能の亢進、分娩後の血流低下、静脈 […] 続きを読む
卵巣線維腫・莢膜細胞腫のMRI画像診断 更新日:2024年4月22日 公開日:2015年4月27日 婦人科 卵巣線維腫・莢膜細胞腫 性索間質性腫瘍に分類される良性腫瘍で、卵巣原発の良性充実性腫瘍として最多。 組織織学的に混在も多く、時に組織学的には鑑別が困難で、線維莢膜細胞腫(fibrothecoma)と診断されることがある […] 続きを読む
異所性子宮内膜症とは?MRI画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年4月27日 婦人科 異所性子宮内膜症 子宮内膜症とは、子宮腔以外の場所で、子宮内膜様組織が発生し、疼痛、不妊などを起こす疾患。 最も有名なのが卵巣であり、内膜症性嚢胞やチョコレート嚢胞と言われる。 他、骨盤内膜症と呼ばれる、骨盤腹膜に生じる […] 続きを読む
未分化胚細胞腫の画像診断(dysgerminoma) 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年3月27日 婦人科 未分化胚細胞腫 悪性未分化胚細胞腫。 卵巣に発生する悪性腫瘍の3-5%の稀な腫瘍。 成熟嚢胞性奇形腫を除くと、胚細胞腫瘍で最も高頻度(40%前後)。悪性の胚細胞腫瘍では最多(ついでyolk sac tumor) 20-3 […] 続きを読む
会陰部の嚢胞性病変の画像診断(Bartholin腺嚢胞、Skene腺嚢胞、Gartner管嚢胞) 公開日:2015年2月26日 婦人科 会陰部の嚢胞性病変 ・会陰部の嚢胞性病変には、Bartholin腺嚢胞、Skene腺嚢胞、Gartner管嚢胞がある。他、アポクリン汗腺、エクリン汗腺、皮脂腺がある。 Radiographics. 2011;31: 15 […] 続きを読む