浸潤性乳管癌とは?分類・MRI画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月6日 公開日:2014年2月14日 乳腺婦人科 浸潤性乳管癌(Invasive ductal carcinoma) 乳癌全体の8割を占める。 ・癌細胞が間質(筋上皮細胞層および基底膜を破って進展)に浸潤しているもの。そのため、リンパ節転移や他臓器転移のリスクあり。 […] 続きを読む
子宮平滑筋肉腫の画像診断(uterine leiomyosarcoma) 更新日:2019年5月31日 公開日:2014年1月22日 婦人科 子宮平滑筋肉腫 子宮平滑筋腫瘍の0.1〜0.3%と稀な腫瘍である。 子宮肉腫の1/3を占める。 40歳以上に多い。中央値は50-55歳。 症状は不正性器出血、骨盤内腫瘤触知、骨盤痛と非特異的。 閉経女性の腫瘍増大は筋腫と […] 続きを読む
子宮体部の解剖、内膜の厚さの正常範囲、画像所見 更新日:2018年2月26日 公開日:2014年1月22日 婦人科 子宮体部の正常値 生殖可能年齢の場合 体部:長軸6〜8cm、左右径・前後径5〜6cm 体部:頸部の長径比=2:1〜3:1程度 特徴的な3層構造:漿膜側から筋層(高信号)、junctional zone(低信号)、内膜(強 […] 続きを読む
漿膜下子宮筋腫の捻転とは?MRI画像診断のポイントは? 更新日:2018年11月21日 公開日:2013年12月11日 婦人科救急 漿膜下子宮筋腫の捻転とは? 急性腹症の稀な原因の1つ。 疼痛は卵巣腫瘍茎捻転より強い。 正常卵巣が同定される。 充実性腫瘤の捻転として認められる。 他は、卵巣腫瘍の茎捻転の所見とほぼ同じであるが、捻転茎は細くて目立たない […] 続きを読む
子宮筋腫のMRI画像診断のポイントは?症状、変性、種類は? 更新日:2017年11月10日 公開日:2013年12月11日 婦人科 子宮筋腫(uterine myoma/leiomyoma) 子宮筋層を構成する平滑筋に発生する最多の子宮腫瘍。 性成熟期女性の20〜40%に発症する。 発生・発育・消退は女性ホルモン、特にエストロゲンに強く依存し、初経 […] 続きを読む
婦人科手術用語のまとめ AT,ATH,BSO,LSO,RSO,PAN,PEN,OM 更新日:2022年7月12日 公開日:2013年12月10日 婦人科 婦人科手術用語のまとめ ATH/TAH=abdominal total hysterectomy(腹式子宮単純全摘術) TAH と逆になることもある。 TLH=total laparoscopic hysterecto […] 続きを読む
腹膜貯留嚢胞(封入嚢胞)とは?CT、MRI画像診断のポイントは? 更新日:2019年1月4日 公開日:2013年11月22日 婦人科 腹膜貯留嚢胞/封入嚢胞(peritoneal inclusion cyst)とは? peritoneal pseudocyst 、 inflammatory cysts of the pelvic peritoneum […] 続きを読む
T2WIで低信号を呈しうる卵巣腫瘍の鑑別診断、ステンドグラスパターン 更新日:2021年2月8日 公開日:2013年11月20日 婦人科 T2WIで低信号を呈しうる卵巣腫瘍 線維腫(Fibroma) 線維莢膜細胞腫(Fibrothecoma) Brenner腫瘍(充実部優位、遅延性の淡い増強効果、ホルモン産生や石灰化を呈するものあり) 腺線維腫/嚢胞腺線維 […] 続きを読む
卵巣癌治療前CT/MRIレポートで記載すべき点のまとめ 更新日:2017年9月27日 公開日:2013年11月18日 婦人科 卵巣癌治療前CT/MRIレポートで記載すべき点のまとめ 腫瘍の大きさ、形状、片側か両側か。悪性を示唆する所見があるか。 子宮内膜肥厚の有無。 膀胱や直腸、骨盤壁浸潤の有無。 骨盤内および腹腔内の腹水の有無と量。 骨盤 […] 続きを読む
卵巣腫瘍の画像診断の役割と進展経路 更新日:2015年5月1日 公開日:2013年11月18日 婦人科 卵巣腫瘍における画像診断 良性→腹腔鏡手術、経過観察 悪性→開腹手術 と治療方針が異なる。 ※但し、進行例では化学療法後に開腹手術 進行例とは、 仙骨前面の後腹膜浸潤 骨盤壁、腹壁浸潤 腎門部より頭側のリンパ節腫大 […] 続きを読む