
「消化器」の記事一覧

胃癌の遠隔転移と術後再発のCT画像診断のポイント
胃癌の術後の画像診断のポイント 胃癌術後のフォローは局所再発を含め造影CTを基本とする。 局所再発の造影CT所見は、吻合部および周囲の不整形軟部腫瘤として認める。 造影CTで再発腫瘤が不明確な場合には、FDG-PETが有 […]
食道癌治療後の局所再発と転移のCT画像診断のポイント
食道癌の頻度 男女比で5.4:1と男性に多い。 年齢は60~70歳台に好発。 食道癌の占拠部位 胸部中部食道癌が47%(最多)>胸部下部食道28%>胸部上部食道12%>腹部食道8%>頸部食道5% […]
膵癌の前駆病変として最多であるPanIN(膵上皮内腫瘍性病変)の画像所見のポイント
膵上皮内腫瘍性病変(PanIN:pancreatic intraepithelial neoplasia)とは? 膵管の異型上皮病変を総合的にとらえる概念。PanINの読み方はパンイン。 膵癌の前駆病変(前癌病変)となる […]

CT画像で排便後や便秘時に直腸の壁が肥厚しているように見えることがある
CT画像で排便後や便秘時に直腸の壁が肥厚しているように見えることがある 排便後に直腸の壁が肥厚しているように見えることがあるが、厳密には排便によって起こった直腸壁の一過性の浮腫性肥厚と、直腸周囲の脂肪織濃度上昇を認めてい […]
大腸癌術後の術後変化と合併症のCT画像診断のポイント
大腸癌術後の術後変化 大腸癌の結腸切除後の吻合には多くは自動縫合器が使用されており、CT画像では高吸収なステープルライン(staple line)で吻合部を同定できる。 直腸癌術後、仙骨前軟部陰影 直腸癌術後では術後変化 […]

胃癌術後の合併症まとめ、CT画像所見で見るべきポイント
胃癌術後の合併症には、 縫合不全 膵液瘻 内ヘルニア 輸入脚症候群 が知られている。 縫合不全 吻合部および十二指腸断端瘻がある。 胃癌術後の縫合不全は胃全摘術の食道空腸吻合部で多く3.6~5.7%。 十二指腸断端瘻の頻 […]

膵切除後に見られる術後変化と合併症の画像所見のポイント
膵切除後に見られる術後変化 膵頭部癌などで膵頭十二指腸切除術(PD)後の早期には、吻合部の消化管に一過性の浮腫性変化を認めることがある。 また、胆道再建を行うためその過程で、胆道内にairを認め(pneumobilia) […]

膵癌、膵腫瘍の手術!膵頭十二指腸切除術と膵体尾部切除術および再建方法まとめ
膵の切除手術には大きく2種類に分けられます。 膵頭十二指腸切除術(pancreaticoduodenectomy;PD) 膵体尾部切除術(distal pancreatectomy;DP) の2つです。 このほか、癌が膵 […]