「整形外科」の記事一覧
上腕骨偽嚢胞(pseudocyst of the humerus)の画像所見のポイント
上腕骨偽嚢胞(pseudocyst of the humerus) 上腕骨頭の大結節近傍は生理的に骨梁が疎になりやすく、その程度が強い場合はあたかも嚢胞のように見え、上腕骨偽嚢胞(pseudocyst of the hu […]
三角筋粗面(deltoid tuberosity)のpseudotumor deltoideusの画像所見のポイント
三角筋粗面(deltoid tuberosity) 三角筋は前部、中部、後部の3つにわかれる、その停止はいずれも上腕骨の近位1/3の外側に存在する三角筋粗面(deltoid tuberosity)であり、1点に集中するた […]
臼蓋の副骨である臼蓋骨(Os acetabuli)の画像診断のポイント
臼蓋骨(Os acetabuli) 臼蓋縁前上方〜外側に認めるaccessory bone(過剰骨、副骨)。 無症候者の2-3%に見られる。 癒合しなかった臼蓋の二次骨化中心や骨折、あるいは臼蓋関節唇が骨化したものと考え […]
距骨突出(talar beak/talar beaking)の画像所見のポイント
距骨突出(talar beak/talar beaking) どの年齢にも認められる距骨頸部から足背方向へ突出する骨棘のような骨性隆起。 腫瘍性の変化ではなく距踵骨癒合症(talocalcaneal coalition) […]
rhomboid fossa(鎖骨菱形窩)の胸部レントゲン、CT画像診断のポイント
rhomboid fossa(鎖骨菱形窩) 鎖骨内側の下端に骨硬化縁を伴う欠損像として認められる正常変異。どの年齢にも認められる。 鎖骨と第1肋骨とを結ぶ助鎖靭帯(菱形靭帯)の牽引力が原因。 胸鎖関節から2~3cm外側の […]
第二踵骨(二次踵骨)(os calcaneus secundarius)の画像診断のポイント
第二踵骨(二次踵骨)(os calcaneus secundarius) 約5%に見られるaccessory bone(副骨、過剰骨)。骨折と間違えないようにする。 ほとんどの症例で無症状。 疼痛がある場合、二分靱帯によ […]
腓骨遠位の下端に認められる副骨である腓下骨(os subfibulare)の画像診断のポイント
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腓下骨(os subfibulare) 腓骨遠位の下端(外果)に認められるaccessory bone(副骨、過剰骨)。 外果の下端にも相当するため外果下端副骨ともよばれる。 捻挫により靱帯付着部の軟骨が裂離し、成長後に […]
脛骨遠位の下端に認められる副骨である脛下骨(os subtibiale)の画像診断のポイント
脛下骨(os subtibiale) 脛骨遠位の下端に認められるaccessory bone(副骨、過剰骨)。 内顆の下端にも相当するため内顆下端副骨ともよばれる。 疼痛の原因となりうる。後脛骨筋腱障害の原因となることが […]