関節唇および肩甲上腕靱帯の正常変異とMRI画像所見のポイント 公開日:2023年3月17日 CT検査MRI検査整形外科 関節唇および肩甲上腕靱帯の正常変異 関節唇および肩甲上腕靱帯には正常変異が多い。 あたかも関節唇損傷に見えてしまうので注意を要する。 正常変異はいずれも関節唇の上部〜前上部に見られ、関節唇下間隙(sublabral re […] 続きを読む
半椎体(hemivertebra)の画像所見のポイント 公開日:2023年3月15日 CT検査MRI検査整形外科骨軟部 半椎体(hemivertebra) 椎体は左右の軟骨化中心から形成されるが、椎体の左右の軟骨化中心が片側しか発生しないと、半椎体(hemivertebra、中でもlateral hemivertebra)となる。 本来形 […] 続きを読む
蝶形椎体(butterfly vertebra)の画像所見のポイント 公開日:2023年3月15日 CT検査MRI検査整形外科 蝶形椎体(butterfly vertebra) 椎体は左右の軟骨化中心から形成されるが、これが正中で癒合不全を来すと蝶形椎体(butterfly vertebra)となる。 腰椎に好発する。 他の脊椎奇形や縦隔、尿路、 […] 続きを読む
脊椎の正常変異の椎弓癒合不全・欠損の種類と画像所見のポイント 公開日:2023年3月15日 CT検査MRI検査整形外科骨軟部 椎弓癒合不全・欠損の種類 椎体軟骨結合遺残(persistent neurocentral synchondrosis) 脊椎体後部裂(retrosomatic cleft)=椎弓根裂(pedilular cleft、p […] 続きを読む
過剰筋である副ヒラメ筋(accessory soleus muscle)の画像所見のポイント 公開日:2023年3月15日 CT検査MRI検査整形外科骨軟部 副ヒラメ筋(accessory soleus muscle) ヒラメ筋のまれな破格。 MRIの横断像でアキレス腱の前方あるいは前内側に偶発的に見つかることが多い。 剖検例の0.7-5.5%とされている。 男女比は2:1で […] 続きを読む
胸骨に穴が開いている正常変異の胸骨裂孔(sternal foramen)の画像所見のポイント 公開日:2023年3月9日 CT検査整形外科胸部骨軟部 胸骨裂孔(sternal foramen) 発生学的に左右の原基が一部で融合しないで形成された裂孔。 最も一般的には胸骨体の下部に見られる。 約5%に発生する。 左右の原基が広範囲に融合しないとbifid sternum […] 続きを読む
胸骨の副骨である胸上骨(episternal ossicle)の画像所見のポイント 公開日:2023年3月9日 CT検査整形外科胸部骨軟部 胸上骨(episternal ossicle) accessory bone(過剰骨、副骨)の1つ。 2%未満で見られる。 胸骨柄の上背側に存在するaccessory boneで左右に1対認められる。 片側のみ、あるいは […] 続きを読む
上腕骨偽嚢胞(pseudocyst of the humerus)の画像所見のポイント 公開日:2023年3月9日 CT検査整形外科 上腕骨偽嚢胞(pseudocyst of the humerus) 上腕骨頭の大結節近傍は生理的に骨梁が疎になりやすく、その程度が強い場合はあたかも嚢胞のように見え、上腕骨偽嚢胞(pseudocyst of the hu […] 続きを読む
三角筋粗面(deltoid tuberosity)のpseudotumor deltoideusの画像所見のポイント 公開日:2023年3月9日 CT検査整形外科 三角筋粗面(deltoid tuberosity) 三角筋は前部、中部、後部の3つにわかれる、その停止はいずれも上腕骨の近位1/3の外側に存在する三角筋粗面(deltoid tuberosity)であり、1点に集中するた […] 続きを読む
臼蓋の副骨である臼蓋骨(Os acetabuli)の画像診断のポイント 公開日:2023年3月9日 CT検査整形外科 臼蓋骨(Os acetabuli) 臼蓋縁前上方〜外側に認めるaccessory bone(過剰骨、副骨)。 無症候者の2-3%に見られる。 癒合しなかった臼蓋の二次骨化中心や骨折、あるいは臼蓋関節唇が骨化したものと考え […] 続きを読む