「頭部」の記事一覧

【CT画像】頚動脈管とは？場所・通るものまとめ！

頚動脈管（けいどうみゃくかん）という解剖学的構造があります。文字通り頚動脈（なかでも内頸動脈）が通る（走行する）管のことです。今回は頚動脈管（英語で「carotid canal」）について頚動脈管とは・その場所頚 […]

頭蓋内と頭蓋外を交通する孔の一つに頸静脈孔（読み方は、けいじょうみゃくこう）があります。ここには複数の脳神経が走行するため、ここに生じた腫瘍などの病変により脳神経が圧迫され症状をきたすことがあり、頸静脈孔症候群として知 […]

脳梗塞の画像診断において、脳梗塞が起こっている部位をどの血管（動脈）が支配する領域なのかを判断することは重要です。脳梗塞が起こっている部位 →その領域を支配する血管を推測 →その原因を推測とどうして脳梗塞になったのか […]

脳梗塞は脳の血管が閉塞し、脳実質が虚血から壊死に陥ってしまうことを言います。脳梗塞には主に3つの種類（分類）があり、それぞれ重症度や、症状、治療法が異なります。この種類がなかなか難しくて、私も学生や研修 […]

脳梗塞には大きく心原性脳梗塞アテローム血栓性脳梗塞ラクナ梗塞の3種類に分けられます。今回取り扱う脳梗塞のBADタイプ（bad type）は少し特殊な脳梗塞です。アテローム血栓性脳梗塞に分類されるのですが、血管 […]

脳および頭部の嚢胞性病変の鑑別としては以下のものが挙げられます。透明中隔腔 Verga腔脳室間腔コロイド嚢胞くも膜のう胞脈絡裂嚢胞脈絡叢嚢胞松果体嚢胞巨大大槽 Blake’s pouch cy […]

頭部CTで頭蓋骨肥厚・骨硬化を来す疾患の鑑別特発性（前頭骨内板肥厚）抗てんかん薬（フェニトインなど）脳室シャント増設後先端巨大症線維性骨異形成パジェット病慢性貧血大理石病：側頭骨の構造が見えないくらいにび […]

頭部CTで皮膚や皮下に肥厚や石灰化を認めた場合、何を考える必要があるのでしょうか。頭部CTで皮膚に肥厚を認めた場合の鑑別びまん性肥厚を認めた場合は、アトピー性皮膚炎脂漏性皮膚炎などを考える。皮下組織が波打つよ […]

頭部CTの頭蓋骨の内側（内板骨）が波を打ったようにうねうねと曲線を描いている場合や凹みがある場合、どのようなことを考える必要があるのでしょうか。頭部CTの骨条件で頭蓋骨内板に波打ったような指圧痕を認めたときの鑑別水頭 […]

脳の中にある下垂体（かすいたい）って、どれくらいの大きさで、どこらへんにあるのかご存知ですか？脳の構造は複雑で、内部はさまざまな部位に分かれており、細かな神経と交わり、それぞれ大事な働きをしています。その中でも下垂体 […]