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閉塞性細気管支炎(bronchiolitis obliterans;BO)

・細気管支の壁が線維性の全周性肥厚をきたし、気道内腔が狭窄〜閉塞が生じた結果、高度の不可逆性の閉塞性換気障害をきたす疾患。

・症状としては、遷延する咳嗽、喘鳴、労作時呼吸困難がある。

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・原因としては、薬剤性(アマメシバなどのサプリメントを含む)、感染性(マイコプラズマ肺炎、ウイルス肺炎など)、特発性、膠原病(関節リウマチ、シェーグレン症候群)に伴うものなど様々。

・最近では、骨髄移植などの臓器移植後の移植片対宿主病GVHDとして発生する頻度が多い。

閉塞性細気管支炎の画像所見

・胸部X線では過膨張および透過性亢進を認める。

・CTでは小葉中心性粒状陰影および中枢気管支拡張が認められる。

呼気CTでのモザイクパターンが特徴的。気道病変によるair-trappingを生じた部位が低吸収域として認められ、正常肺とのコントラストがモザイク状に見える。

※COPDでも呼気CTでair-trappingを生じることがあるが、同時に肺気腫を伴うことが多い。

症例 50 歳代の男性。進行性呼吸困難。

BRONCHIOLITIS OBLITERANS

中枢性の気管支拡張およびやや見えにくいが高濃度域と低濃度域が斑状に分布しており、閉塞性細気管支炎(BO)を疑う所見。(2008年放射線科診断専門医試験問題24より引用)

COPDと鑑別を要する疾患
  • 気管支喘息
  • びまん性汎細気管支炎
  • 先天性副鼻腔気管支症候群
  • 閉塞性細気管支炎
  • 気管支拡張症
  • 肺結核
  • 塵肺症
  • 肺リンパ脈管筋腫症
  • うっ血性心不全
  • 好酸球性肺肉芽腫症

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