放射線被ばくの確定的影響と確率的影響 更新日:2015年1月27日 公開日:2013年8月20日 放射線科専門医 確定的影響 ・しきい値(しきい線量)がある。 ・しきい線量とは幹細胞の減少により組織の恒常性が保てなくなる線量であり、被ばくした人々の1-5%(集団の中で感受性の高い人々)に症状の出る線量。 ・被ばく形式や以下のように臓 […] 続きを読む
放射線照射後、亜致死・障害からの回復、4R、照射後の環境条件 更新日:2014年8月20日 公開日:2013年8月20日 放射線科専門医 放射線照射後 ・数時間の細胞にみられるのは亜致死障害からの回復。潜在的致死障害からの回復。 ※亜致死障害からの回復(SLD回復)=1回照射の線量を2回に分けると細胞生存率の上昇が起きる現象。 ※潜在的致死障害の回復(PL […] 続きを読む
組織荷重係数、放射線荷重係数 更新日:2015年4月28日 公開日:2013年8月20日 その他放射線科専門医 組織荷重係数 ・2007 年の ICRP 勧告発表後、組織荷重係数が正式な用語となっている。ICRP が発表している。 ・実効線量(Sv)=Σ(組織荷重係数)×等価線量(Sv) ・組織荷重係数の総和=1 ・全身に一様に等 […] 続きを読む
前頭骨内板肥厚(内前頭骨過骨症)のCT画像のポイントは?頭蓋骨が厚い? 更新日:2019年7月31日 公開日:2013年8月16日 頭部 前頭骨内板肥厚(hyperostosis frontalis interna)とは? 頭蓋骨は皮質を外板と内板にわけ、間にある海綿質の部分を板間層というが、このうち内板のみに凸レンズ状の肥厚を認めるもの。 中年以降の女性 […] 続きを読む
放射線科専門医過去問頻出問題 治療【乳癌】 更新日:2021年8月8日 公開日:2013年8月16日 放射線科専門医 放射線科専門医過去問頻出問題 治療【乳癌】 乳癌 ・乳房温存療法 =乳房温存術+全乳房照射(接線照射)±ブースト照射 50Gy 10Gy ・全乳房照射には 4‐6 MV の X […] 続きを読む
喫煙関連肺疾患とは?その中のCPFEとは? 更新日:2018年4月20日 公開日:2013年8月16日 胸部 喫煙により肺はさまざまな変化を来します。 それは大きく 炎症 破壊 線維化 に分けられますが、それらは混在し複雑に関連しています。 そのほか、肺癌のリスクにもなります。 今回は喫煙が関連する肺疾患(喫煙関連肺疾患)につい […] 続きを読む
骨盤周囲の裂離骨折とは?部位と付着する筋、画像診断まとめ 更新日:2022年8月30日 公開日:2013年8月14日 整形外科 裂離骨折(avulsion fracture) 小児、若年者の骨端線は成長軟骨が残存。 骨端線は筋肉・腱、靭帯より強度が低く、牽引力によって骨端線離開が生じる。 骨盤では二次骨端(apophysis)に好発する。成長期を […] 続きを読む
後縦靭帯骨化症(OPLL)のCT,MRI画像診断 更新日:2022年7月12日 公開日:2013年8月14日 整形外科 後縦靭帯骨化症(OPLL:ossification of posterior longitudinal ligament)とは 東洋人に多く見られ原因不明。 下位頸椎に好発するが、胸椎に生じることもある。 肥厚し骨化した […] 続きを読む
正常下垂体の画像診断、画像所見、高さ、信号、MRI 更新日:2017年8月17日 公開日:2013年8月13日 頭部 下垂体後葉 T1強調像で高信号。 後葉系ホルモンを含む神経分泌顆粒の量を反映している。 高信号は後葉機能の重要なマーカーであり、中枢性尿崩症では、分泌顆粒の貯蔵がなく高信号が消失する。 症例 50歳代女性 正常例 T1強 […] 続きを読む